奥井 識仁(おくい ひさひと)

 

よこすか女性泌尿器科・泌尿器科クリニック院長
神奈川歯科大学教授、医学博士
東京大学大学院修了。ハーバード大学臨床留学修了。
年間1000件の尿失禁手術を執刀する外科開業医であり、先端医療を研究する大学教授。
米国時代にトップ・オピニオン・ドクターに選ばれ、医学系新聞『メディカルトレビユーン』の表紙になった。学会賞、会長賞、国内最優秀論文など多数。
2019年にはイタリアの学会に招聘され、2020年の「世界性医学会」では日本の臨床研究者としてスピーチ。本書の骨子となった世界泌尿器科学会誌『ワールドジャーナルウロロジー』に掲載された論文は、「メッシュ手術全盛期の世界への警告と新提案」として、同誌よりハイライト論文に選出された。
人工メッシュの副作用で悩む患者を多数手術するうちに、本来の人間の組織で治療をする方法を模索。本書で推奨するレーザー治療はその一環である。2019年には、大学情報ネットワークUMIN-CTR登録の医学研究「人工物に頼らない尿失禁治療の研究(通称UNICORN Study)」を立ち上げて、全国の開業医と連携して研究を進めている。
私生活は、パラトライアスロン選手。家族の支えからハンディを乗り越え、海外アイアンマン大会で活躍する選手に。あきらめない精神力の源泉になっている。



(※書籍刊行時の情報です)



著書