児童書
犬と猫
ホタル
健康書
精神世界
ヘミシンク本
趣味実用
教育書
文芸書
ふるさと文庫
文庫注文書
ヘミシンクCD
公 募
商品一覧
本を探す
リンク
ニュース
近刊案内
会社案内
書店様向
ハート出版 TOP
お問合せ
動画(youtube)
ふるさと文庫ブログ


商品検索:キーワードを入力してボタンをクリック!


「 島と岬の灯台めぐり 」をアマゾンでご注文
(クリックしてください)

■ 日本全国の燈台を紹介した本 ■


島と岬の灯台めぐり


日本一周 ノサップから波照間まで


本木修次 著 2003.04.29 発行  

ISBN 4-89295-476-4 C0026 四六並製・432頁・定価 2640円(本体 2400円)

 

まえがき

島と岬の灯台めぐり

 

 海国、島国、火山国である日本は、大陸と大洋の果てに縦列するので、複雑な地形や気象の変化が激しく、人間社会も多彩である。そのことは即、多面な旅を私たちに与えている。私も五〇年、半世紀にわたり一人旅を続け、興味を持ち続けてこられた。戦後のバタバタ(原動機付自転車)から、二W、四W、四WDとクルマで車輪の跡を全土に刻み続けている。
 灯台も最初の長旅から恋し続けて果てない。とくに沿岸の大型灯台は海ゆく船にサインを送って、国民の生命と財産を護っており、崇めずにはいられない。
 白色で円柱――、灯台はみな同じような容姿を想像しがちだが、多角形からトンガリ帽、黒帯や赤帯をしめたりして表情も様々。また鉄造り、石造り、レンガ造りとあり、高さもまちまち、立地条件等により、それぞれ豊かな個性を持っている。そして後背の地形と海、その自然と人文の景は千差万別、旅人を飽かすことはないとつくづく想う。
 メカの発達の世、有人の灯台は数少なくなっているが、風雨に耐えながら日夜働き続ける姿は、訪ねゆく人たちの心に無限の知識や情愛、そして歓喜を与えてくれるだろう。
 灯台のある地域の人たちは幸せである。“おらが岬の灯台””おいらの島の灯台”と、友情をもって誇りにしているし、灯台は沖ゆく船に針路を与え、建っている岬端の自然に溶け合い、地域のシンボルにもなっている。
 灯台めぐりは、私の旅のうち、海と陸の接点をゆく旅といってよいかも知れない。そこには本州をはじめ島々や岩礁も同一視線で区別はない。皆、ニッポンである。
 これからも日本の隅々まで旅をし、その温かい文化をいただき続けたいと念じている。
 そんな旅が続けられるのも、日本離島センターや燈光会のおかげで、それこそ大変な厄介になってきた。心から感謝している。またハート出版には、社をあげてのお世話になっており、わがままの身を申し訳なく思っている。
 この本を読んでくれる方々が、灯台の光に乗って明るく楽しい心の旅で、日本の外周線をぐるっと描いてくれることを願っている。

 

目 次

 

みちのく太平洋岸北上
 塩屋埼灯台
 鵜ノ尾埼灯台
 地蔵島灯台
 金華山灯台
 陸前江島灯台
 陸前大島灯台
 陸前御崎岬灯台
 綾里埼灯台
 首埼灯台
 陸中尾埼灯台
 鮎ヶ埼灯台
 陸中真埼灯台
 陸中黒埼灯台
 鮫角灯台
 尻屋埼灯台
 大間埼灯台
 陸奥弁天島灯台
 陸奥大島灯台

ぐるっと北海道ひとめぐり
 葛登支岬灯台
 恵山岬灯台
 砂埼灯台
 チキウ岬灯台
 苫小牧灯台
 襟裳岬灯台
 釧路埼灯台
 位置概略図
 厚岸灯台
 湯沸岬灯台
 落石岬灯台
 花咲灯台
 納沙布岬灯台
 貝殻島灯台
 野付埼灯台
 知床岬灯台
 能取岬灯台
 紋別灯台
 北見神威岬灯台
 浜鬼志別灯台
 宗谷岬灯台
 稚内灯台
 海驢島灯台
 金田ノ岬灯台
 鴛泊灯台
 石埼灯台
 仙法志埼灯台
 沓形岬灯台
 金比羅岬灯台
 焼尻島灯台
 天売島灯台
 留萌灯台
 幌灯台
 石狩灯台
 日和山灯台
 積丹出岬灯台
 神威岬灯台
 弁慶岬灯台
 茂津多岬灯台
 稲穂岬灯台・青苗岬灯台
 鴎島灯台
 松前小島灯台
 松前灯台
 白神岬灯台

日本海ずーっと南下
 平舘灯台
 高野埼灯台
 龍飛埼灯台
 小泊岬南灯台
 艫作埼灯台
 入道埼灯台
 位置概略図
 酒田灯台
 飛島灯台
 鼠ヶ関灯台
 粟島灯台
 弾埼灯台
 佐渡長手岬灯台と台ヶ鼻灯台
 沢崎鼻灯台と鴻瀬鼻灯台
 姫埼灯台
 角田岬灯台
 禄剛埼灯台
 位置概略図
 舳倉島灯台
 猿山岬灯台
 福浦の和式灯台
 越前岬灯台
 立石埼灯台
 経ヶ岬灯台
 余部埼灯台
 長尾鼻灯台
 隠岐諸島の灯台
 美保関灯台
 出雲日御碕灯台
 大岬灯台
 馬島灯台
 見島北灯台
 角島灯台
 蓋井島灯台
 六連島灯台
 巌流島灯台

瀬戸内と四国路
 高根島灯台
 百貫島灯台
 六島灯台
 江埼灯台
 旧・和田岬灯台
 大角鼻灯台
 地蔵埼灯台
 男木島灯台
 鍋島灯台
 高井神島灯台
 赤灯台
 比岐島灯台
 ウズ鼻灯台
 大下島灯台
 来島梶取鼻灯台
 釣島灯台
 伊予青島灯台
 佐田岬灯台
 日振島灯台
 鵜来島灯台・土佐沖ノ島灯台
 足摺岬灯台
 高知灯台
 室戸岬灯台
 蒲生田岬灯台

じぐざぐ九州ひとめぐり
 部埼灯台
 白州灯台
 妙見埼灯台
 筑前大島灯台
 筑前相ノ島灯台
 残島灯台
 烏帽子島灯台
 沖ノ島灯台
 波戸岬灯台
 壱岐島の灯台
 位置概略図
 対馬島の灯台
 肥前向島灯台
 大碆鼻灯台
 対馬瀬鼻灯台
 位置概略図
 津和埼灯台
 大瀬埼灯台
 黄島灯台
 女島灯台
 御床島灯台
 伊王島灯台
 樺島灯台
 四季咲岬灯台
 口之津灯台
 湯島灯台
 釣掛埼灯台
 薩摩野間岬灯台
 坊ノ岬灯台
 薩摩長崎鼻灯台
 佐多岬灯台
 火埼灯台
 都井岬灯台
 鞍埼灯台
 鵜戸埼灯台
 細島灯台
 深島灯台
 水ノ子島灯台
 関埼灯台
 姫島灯台

南西アイランド
 薩摩黒島灯台・薩摩硫黄島灯台
 種子島灯台
 屋久島灯台
 臥蛇島灯台
 位置概略図
 宝島荒木埼灯台
 笠利埼灯台
 曽津高埼灯台
 辺戸岬灯台
 伊江島灯台
 水納島灯台
 残波岬灯台
 喜屋武埼灯台
 北大東島灯台
 平安名埼灯台
 池間島灯台
 宮古水納島灯台
 石垣御神埼灯台・平久保埼灯台
 鳩間島灯台
 波照間島灯台
 西埼灯台

紀伊から東海へ
 友ヶ島灯台
 紀伊日ノ御埼灯台 
 潮岬灯台 
 樫野埼灯台 
 三木埼灯台 
 大王埼灯台 
 位置概略図 
 安乗埼灯台 
 菅島灯台 
 神島灯台 
 伊良湖岬灯台 
 舞阪灯台 
 御前埼灯台 
 清水灯台 
 伊豆大瀬埼灯台 
 石廊埼灯台 
 神子元島灯台 
 爪木埼灯台
 初島灯台
 江ノ島灯台 
 城ヶ島灯台 
 剣埼灯台
 観音埼灯台
 第2海堡灯台

東京アイランド
 伊豆大島灯台
 利島灯台
 式根島と新島の灯台
 神津島灯台
 三宅島の灯台
 八丈島の灯台
 位置概略図 
 小笠原の灯台 

房総からゴールへ
 品川灯台
 東京湾アクアライン海ほたる灯
 洲埼灯台 
 野島埼灯台 
 外房の灯台 
 犬吠埼灯台 
 磯埼灯台 
 大津岬灯台 
 塩屋埼灯台

 

 

 

著者紹介

 本木修次(もとき しゅうじ) ■

 

1926年群馬県に生まれ。1949年東京高等師範学校文科四部(地歴科)卒業。実社会に5年半おり、 東京都北区立赤羽中学校の教師生活に入り、文京区立茗台中学校、都の教育委員会を経て、東大和市立第四中学校長、新宿区立淀橋中学校長を歴任。退職後、教師時代からの旅を続け、 日本の全友人島踏査を終えるが、今も引き続いて島めぐりを続けている。 著書に 「小さな離島へ行こう」 「だから離島へ行こう」 「小さな島の分校めぐり」 「無人島が呼んでいる」 「島と岬の灯台めぐり」 (小社刊)、「離島めぐり15万キロ」「離島めぐり15万キロU」(古今書院)、「ぽんこつ6万キロ」「離島の生活」(有山閣出版)、「日本をめぐる」(偕成社)などがある。

 

読者の声

 

おすすめの本

小さな離島へ行こう


小さい島の分校めぐり

だから離島へ行こう

田舎暮らし夢の家

私が見つけた奥会津


無人島が呼んでいる

 

 


本書をアマゾンで注文する
ふるさと文庫
ハート出版