坂本政道 ベールを脱いだ日本古代史
高次意識トートが語る

高次意識存在トートとの交信で解明された縄文末期〜大和朝廷成立期の謎

坂本 政道 著 2012.06.15 発行
ISBN 978-4-89295-906-6 C0095 四六上製 256ページ 定価 1980円(本体 1800円)

はじめに より

坂本政道 高次意識トートが語る ベールを脱いだ日本古代史

本書は、縄文末期から大和に王権が成立するまでの時代について、これまでとはまったく異なる方法で得た情報を基にして解明している。その方法とは、高次意識存在との交信である。特にトートと呼ばれる存在との交信である。
と書くと、引いてしまう人も多いと思う。

ただ、これは、邪馬台国やそれ以前の時代にはごく一般的な方法だった。巫女やシャーマンが神がかりになってご神託を受け取るのである。そういう時代を推論するのであるから、その時代の方法をとってもいいのではないだろうか。
重要な点は、得られた情報をどう使うかだと思う。とるに足らないものとして、捨て去るか、あるいは、内容如何によっては検討の価値ありと見なすか。その辺は、読者の皆さんにお任せするしかないだろう。
ひとつの仮説として読んでいただければと思う。

本書はこれまでわからなかった以下のことがらに対する答えを提供する。

(1)邪馬台国はどこにあったか
(2)卑弥呼はだれか、ヤマトトトヒモモソヒメとの関係は?
(3)箸墓古墳は誰の墓か
(4)アマテラス族(後に天皇家になる氏族)はどこから来たか
(5)ヤマト王権はいかにして作られたか
(6)ニギハヤヒは古代の大王だったのか
(7)『先代旧事本紀』に書かれたニギハヤヒの話は本当か
(8)物部氏とヤマト王権の関係は?
(9)天照大神は初めから皇祖だったのか
(10)どういう経緯で伊勢に天照大神を祀ることになったのか
(11)伊勢神宮には天照大神を祀る内宮と豊受大神を祀る外宮があるのはなぜか

こういった疑問に対する答えを提供するだけでなく、本書を読んでいくと、最終的に天皇家と物部氏に隠された謎があることが明らかになる。
それについてはお読みになってのお楽しみとしておきたい。

本書を執筆することでわかってきたことは、ヤマト王権が確立されていく過程についての歴史が、『古事記』や『日本書紀』によって誤って伝えられていることである。
また、その過程で多くの人が恨みを持ったまま死んだこと、そして、その祟りを恐れる権力者たちによって封印されてきたということである。その封印の儀式はいまだに執り行なわれているのだ。
これは何も遠い過去に起こった話として捨て置いていい話ではない。この封印された人たちにとっては今なお現実であり、彼らの持つ恐れや恨みというネガティブな感情のエネルギーは、日本のアセンションにとって大きな重石になっている。
今、重要なことは、隠された古代史を明らかにし、今なお執り行なわれる封印の儀式をやめ、閉じ込められている多くの人たちを解き放つことである。
そうすることが、日本のアセンションにとって急務であると思う。

さらに言えば、こういうことを通して、日本人が本来持っていた、自然と共に生き、自然の中に神を見るという生き方を取り戻すこと、それが今、一 番急がれていると思う。
実はそういう生き方は、日本人の心の底に今も脈々と息づいている。それこそがアセンション後の生き方であり、それを示すこ とが日本人の役割ではないだろうか。



目次


はじめに

 第1部 三輪山の龍神

第1章 不思議な女性との出会い
 【コラム ロバート・モンローとヘミシンク】
 書き換えられた日本の古代史
 ディアナに尋ねる
 【コラム 日本で開催されるモンロー研究所プログラム】

第2章 三輪山で驚くべき体験が待っていた
 箸墓古墳
 箸墓伝説
 いざ三輪山へ
 高次の生命体との交信が始まる
 石上神宮
 飛鳥
 益田岩船は超古代の宇宙船?
  稗田阿礼と太安万侶
 浅川嘉富さんの本に驚かされる

第3章 龍神に会う
 エクスプロレーション27での体験
 スターラインズUでの体験
 三輪山の山頂で交信した龍型シリウス人は大物主神


 第2部 日本の古代史の真実

第1章 トートとの交信が始まる
 古代の大王
 疑問点を書き出す
 トートからのメッセージ
 時代区分について

第2章 超古代
 バシャールの説く人類史
 ジャーメインの語るアジア人の創生
 サーシャの語る古代日本にあった宇宙人の複合都市
 超古代の遺跡はどこへ行ったのか

第3章 縄文時代と縄文人の祀った龍神
 山の神
 水や月に関連する女神

第4章 稲作民の渡来
 出雲族の渡来
 スサノオ族の渡来
 海の民の渡来
 アマテラス族の渡来
 渡来人の神々

第5章 アマテラス族の起源

第6章 邪馬台国と卑弥呼
 魏志倭人伝
 纏向遺跡
 邪馬台国連合の国々
 邪馬台国の歴史と卑弥呼

第7章 太陽神を祀る巫女としての卑弥呼
 海部氏系図と卑弥呼
 卑弥呼亡き後

第8章 邪馬台国の終焉とヤマト王権の成立
 『記紀』による神武東征
 謎の存在ニギハヤヒ
 トートの語る神武東征
 出雲の国譲り

第9章 物部氏と『先代旧事本紀』に隠された謎

第10章 天武天皇が創作したアマテラス
 大物主神はどうなった?

第11章 物部氏の陰謀とは?
 鎮魂祭という名で行なわれる封印

第12章 外宮造営に隠された謎

第13章 トートから日本人へのメッセージ

おわりに


 

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