軽トラでやってきた神さま

180°人生大転換幸運に導くガイドとの出会い方・つきあい方


西 宏 著 2015.02.06 発行
ISBN 978-4-89295-993-6 C0011 四六並製 272ページ 定価 1760円(本体 1600円)



はじめに

ヘミシンク完全ガイドブック全6冊合本版

 この本に出てくるおもな登場人物(?)は、私と数人のガイドたちである。
 内容は、私がヘミシンクを通してガイドたちとコンタクトすることで、不安や疑問を解消し自己成長していく過程をまとめたものだ。
 ガイドとは、私たちの成長を促し、導いている非物質の存在のことである。
 彼らは人生のさまざまな場面で私たちにメッセージを送っている。たとえば、急にあることがひらめいたとか、虫が知らせた、なんて経験は誰しも少なからずあることだろう。
 あるいは偶然を装って、ある人や物との出会いを設定したり、夢に現れて大切なメッセージを伝えてきたりする。
 こういう非物質の存在は世界的も広く知られている。それぞれの文化的背景や宗教、信仰などの違いによりガイド、神様、天使、魂の導き手など、さまざまな呼び方で表現されているが、非物質界から私たちを導いているという意味から、同じものを指していると考えられる。
 本書では、この「非物質の存在」をガイドと呼ぶことにする。

 普通の民間企業で営業マンとして働いている、いわゆるサラリーマンの私がヘミシンクと出会い、非物質界の存在を知り、そして自身のガイドとさまざまな体験を通して多くの気づきを得ながら、人生(というか生き方そのもの)が大きく変化していく。
 ヘミシンクを知るまでは、家族(私は妻と息子の三人家族だ)がなに不自由なく日々暮らしていけて、年に一回か二回、旅行かなんかに行っちゃって、欲をいえば会社で少しだけ出世できれば言うことなし。日々おもしろおかしく生きていければそれでいい、と思っていた。
 そんな私がヘミシンクというツールを得ることで、多くのことが変わった。
 その結果、現在はサラリーマンの傍ら、ヘミシンクのトレーナーとしてセミナー参加者のお手伝いをさせていただいている。私がヘミシンクを始めた二〇〇八年当時は、自分がトレーナーになるなんて微塵も思っていなかったし、なりたいともなれるとも思っていなかった。人生、どこでどうなるか、本当に分からない。

 いまこの本を手にとって読んでいるあなたは、次のようなことを考えてヘミシンクを始めることに二の足を踏んではいないだろうか。
「ヘミシンクに興味がありセミナーに参加してみたいが、仕事が忙しくて休みがとれそうにない」
「ヘミシンクのCDを買ったが、聴く時間がない」
「そもそも、ヘミシンクを聴いても体験できなかったらどうしよう」

 実は、これらは私自身が考えていたことである。
 ヘミシンクを知り、興味はあるが、時間がない。おまけにサラリーマンの私にとって、月々の小遣いからセミナー参加費を捻出するのは、けっこう大変なことだった。
 さらに、そこまでしてセミナーに参加して、何も体験できなかったらどうしよう。
 そんな思いもあり、なかなか最初の一歩が踏み出せない。そして月日が過ぎていく。
 こんな私と同じような境遇の方は、けっこう多いのではないだろうか。

 私もあなたと同じだったのだ。
 だからヘミシンクに多少なりとも興味があるならば、ヘミシンクを用いて体験できる世界を自分自身で見てみたい、感じてみたいと思うのなら、是非とも本書をお読みいただきたい。時間がない、お金がない、おまけに自信もないサラリーマンの私が、いかにして非物質界を探索してきたのか。
 本書は私の体験記だが、その体験の多くはあなたにとっても、きっと役立つものだと確信している。

 それともうひとつ。
 本書には私のガイドたちが頻繁に登場する。
 ガイドたちとの体験をトレーナー仲間に話すと、みんながみんな口をそろえて「なにそれ?」「それってガイドなの?」「ヘンなの」「面白いねぇ」「漫才みたい」という。
 褒められているのか、そうではないのか(私は褒められていると思っているが)いずれにせよ、そんな私のガイドたちについて本にしてみようと思い立った次第である。

 え、どんなガイドたちかって?
 まあ、そう慌てずに。
 まずは私とヘミシンクとの出会いから順番にお話ししていきたいと思う。



目次


はじめに

序章 きっかけ 〜私がどういう経緯でヘミシンクを始めたのか〜
 死ぬことが死ぬほど怖い
 刹那的な日々
 元バンド仲間の死
 ホントかよ
 冒険が始まった

一章 出会い 〜その格好で、ガイド?〜
 意味不明の体験ばっかりだ
 過去世がみえた
 こうすればガイドに会える?
 軽トラって、マジかよ
 ヘミシンクは朝がいい
 源さんバー
 2人目のガイドは若くて綺麗な女性だった
 大事なヒント

二章 信頼 〜ガイドとの共同作業〜
 ガイドは友達
 ヘミシンク体験って、自分の勝手な想像なんじゃないの?
 いよいよ死後世界の探索だ
 はじめてのレトリーバル(救出活動)
 大勢の人を一気に救出するには
 5年後のことをガイドに訊く
 拒食症の女性
 バス事故現場にしゃがむ男
 3人目のガイドはお転婆娘?
 教会まるごと救出かよ!
 3日にわたる救出活動
 ついに体験の確証を得る
 後日談

三章 友情 〜ガイドから教わった、ほんとうにたくさんのこと〜
 ガイドは良き相談相手
 自分の過去世を救出しにいく
 小学校時代の自分の囚われた心を解放する
 囚われていた「ぬるい自分」
 繰り返す質問と新たな答え
 集中力が知覚の鍵だ
 思った通りにならない……なってるぞ、ちゃんと
 楽しむことの大切さを教わる
 思いのキャッチボール
 喧嘩しないコツ
 逃げてもいい 〜 成り行きに任せる
 立ちはだかる2種類の壁(既成概念の罠)
 瞬間移動、しちゃう?
 それぞれのガイドにはちゃんと役割がある
 4人目のガイド登場
 生意気だけど、良いこというよな
 I/Thereとコンタクト
 なぜか両国国技館
 自己主張と協調
 内的宇宙と外的宇宙は繋がっている
 時間という概念に悩む
 未来ナビゲーション
 違和感
 高橋さんからのたくさんのメッセージ
 既成概念に囚われない生き方
 直訴

終章 冒険は終わらない 〜トレーナーになっても体験は続く〜
 やっぱり既成概念は手ごわい

あとがき

捕捉――坂本氏との対談
付録・セミナー受講履歴

《コラム》
1.フォーカスレベルについて
2.ガイドとつきあう3つのポイント
3.ヘミシンク・セミナーについて

 

お勧めの書籍

お勧めのヘミシンクCD等