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■ ドキュメンタル童話・犬シリーズ 


天使の犬ちろちゃん

みんなに愛され星になった難病の犬

小学校中学年以上向き

「寝たきり」だけどみんなの人気者!
「難病の犬」と「車いすの飼い主」との感動の実話

ちろは原因不明の病気で、首から上しか動かせない「寝たきり」の犬となった。
しかし、その生命力と持ち前の人なつっこさで、みんなに生きる勇気を与え続けた。
自らも車いす生活の飼い主や、ボランティアの人々との交流を描く感動の物語!


杏 有記 作 2007.02.28 発行  

ISBN 9784892955556 C8093 A5上製・144頁・定価 1320円(本体 1200円)

 

はじめに

みんなに愛され星になった難病の犬

ちろという名前の犬がいます。
二年前、後ろ足に力が入らなくなったのをかわきりに、今では首から上が動くだけ。
真っ白だった体は、白い毛がどんどん抜けて、ピンク色の地はだが半分以上になってしまいました。足のパッドのあいだからは血が流れでて、ペットシーツをよごしています。
でも、「ちろちゃーん」とよびかけながらのぞきこむと、ペロペロ顔をなめてくれるし、声を使い分けて、いろんな言葉をしゃべります。
お母さんをよぶときは、「ウァウァー、ウァウァー(ママー、ママー)」。
それだけでなく、ちろの言葉は全部、お母さんにつたわります。
ちろは食欲もしっかりあって、それは、ちろが生きようとしている証です。
「ちろちゃんは、私たちの天使なんです」
お父さんもお母さんも、目をきらきらさせて、そういいます。
ちろは、不幸な宿命をもった、でも、幸せな犬なのです。


 

 

目 次

 

      はじめに


      アヒル歩きの白い犬

      ハッピーハウスのシロコ

      悲しみをこえて

      シロコとの出会い

      里親になります

      ようこそ、ちろ

      幸せな日々

      病魔がおそう

      ちろちゃん、がんばれ

      寝たきりのちろ

      安楽死は考えません

      悔いのないように

      ちろちゃんは天使

      命のたたかい

      がんばって、よかった


      おわりに


 

著者紹介

■ 杏 有記(あんず ゆき) ■

 

1950年広島に生まれ、4才から大阪で育つ。 神戸大学教育学部卒業。 著書に「小さないのちはどこへ行く?」「天使の犬ちろちゃん」(ハート出版)、「冒険にいこう、じいちゃん」(文研出版)、「さよなら、ゴードン」「カヤ原の夢」(中部盲導犬協会)など。 ほか、「京都の童話」(リブリオ出版)に「丹波・きらら山のばば」収録。 第5回、第6回盲導犬サーブ記念文学賞大賞、第4回同賞優秀賞。 第10回、第12回小川未明文学賞優秀賞。 日本児童文学者協会会員。

 

 

読者の声

 

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