暦は、カレンダーと歳時記、ことわざ辞典を足したようなもので、1年365日、生活の知恵がいっぱい詰まった本です。
さらに「占い」を加味した暦が「九星開運暦」、特徴はまさに「運を開く」ことにあります。
「人生は選択の連続である」ともいわれるように、日々の暮らしの中で、仕事や恋愛・友達の人間関係に悩んだり、健康や金銭のこと、家庭のことなどで、進むべき方向性を定めたり、決断をする場面がたくさんあるでしょう。
そんなとき開運暦をめくれば、平成27年の運勢だけでなく、その日の運勢まで読めて、機微をうがった箴言(しんげん)から問題解決のヒントがみつかり、きっとあなたの役に立つことでしょう。
占術家約200名の顔写真入り名鑑も便利です。
はじめに……浅野八郎
平成27年、略暦
平成27年、乙未(きのとひつじ)三碧木星 年方位図……前田龍徳
平成27年はこうなる
……浅野八郎、富塚崇史、井上陽姿子
九星開運暦とは、暦の基礎知識
1月〜12月の暦
◎
一白水星(いっぱくすいせい)生まれの運勢
二黒土星(じこくどせい)生まれの運勢
三碧木星(さんぺきもくせい)生まれの運勢
四緑木星(しろくもくせい)生まれの運勢
五黄土星(ごおうどせい)生まれの運勢
六白金星(ろっぱくきんせい)生まれの運勢
七赤金星(しちせききんせい)生まれの運勢
八白土星(はっぱくどせい)生まれの運勢
九紫火星(きゅうしかせい)生まれの運勢
◎
コイン占い……福田有宵
姓名判断……福田有宵
人相占い……石本有孚
手相占い……浅野八郎
開運吉方……伊藤璃香
家相の活用法……富塚崇史
西洋占星術……井上陽姿子、フェニックス・ノア、アイラ・アリス
カバラ占い……浅野八郎
タロット占い……エミール・シェラザード/神野さち
占術家名鑑
詐欺にひっかからない心得
家系図の見方
「運は日にあらず、人なり、人との出会いなり」という言葉があります。人との出会いこそ、運を高めていくための大きなカギであるというのです。
では、開運につながる「人との出会い」「素晴らしい対人関係」をどのように作っていったらよいのでしょうか?
初対面で何となくイヤな人だなと思ってしまうと、素晴らしい人間関係に発展する可能性のある付き合いをシャットアウトしてしまうことが多くなるでしょう。
しかし、初対面でイヤな人だなと思う人ほど、その後、相手の魅力に心ひかれることが多いのです。「相性が悪い」と思った人が、やがて生涯の友になるケースもあります。
逆に、人あたりがよく、初対面ですごく好感が持てた人が、それ以降、気が合わなくなってしまったり、表面上の付き合いになってしまうことも多いのです。
人間は不思議なことに、最初に「相性がいい」と感じてしまうと、相手の気持ちを理解しようという努力をしなくなってしまったり、相手に好かれようという意欲まで失ってしまうことさえあるのです。「相性が悪い」と感じることによって、どのようにしてその人の心をつかんでいけばいいのか、どのようにして自分の気持ちを理解してもらえるようにしようかと、あれこれ工夫するようになります。
こういった点で「相性のいい」相手よりも、「相性の悪い」人ほどかえって、それ以降の人間関係で印象に残り、その人との付き合いに意欲を燃やせるといえるのです。
第一印象で判断せずに、粘り強く付き合っていくことが大事といえます。
その他にも、相性を判断するにはいろいろな方法が考えられています。「占い」もその一つです。昔の人たちは年齢や生まれ年によって性格の相性を考えました。金をもうけるのによい相性、仕事の協力者を選ぶのによい相性などと、さまざまなことが、生まれ年を中心に考案されてきました。また、人相や手相による相性も考えられてきました。その他にも、色彩の好み、日常行動の型などによって性格が一致するタイプかどうか、判定する心理ゲームも考案されました。
このように、いろいろな方法を試して、開運につながる人付き合いを見つけていきましょう。