スターピープル2003年冬号(第11号)
人は死んだらどうなるのか

体外離脱で死後の世界を探る!

ロバート・モンロー研究所リポート 坂本政道

 スターピープル2003年冬号で「死後体験」「死後体験2」の著者、坂本政道さんが紹介されました。その一部を抜粋します。


「もともと臨死体験に興味がありました。特に子供のころから抱いていた死に対する恐怖を解決したいと思っていました。ある時、移住先のアメリカで、死ななくても同じ体験、体外離脱ができるということを知り、ロバート・モンローの本を読むようになったのです。そのうち自分でも体外離脱ができるのではないかと思い、わずかな情報を頼りにいろいろとやってみましたが、効果はまるでありませんでした。
 しかし、変化は突然やってくるもので、ある日目を覚ますと自分の寝息が聞こえるのです。寝ているのに意識がありました。体が波打ち、波のようなうねりが体全体を走っていました。そんな状態を何回か繰り返すうちに体外離脱ができたのです。それはもう人生感がガラリと変わるほどの体験でした。今までの自分はだまされていたのかと思うほどのショックで、ゲームの途中でルールが変わってしまったかのように思えました。
 その後2000年に仕事を辞めてから、本格的に死後世界の研究をはじめました。モンロー研究所の門を叩いたのは、2001年4月のこと。そこから私の探求がはじまったのです」

「死後世界についてお話ししますと、モンロー研究所の呼び方でフォーカス23から27が死後の世界といわれてます。それまでの10とか12、15、21というのは死後の世界とは関係ない意識状態をいいます。この10〜21は変性意識状態と呼ばれているもので、瞑想時や睡眠中に体験するものに近いです。
 モンローはそうした変性意識状態を表すのに便宜上フォーカス・レベルという概念を導入しました。番号は任意のもので、それ自体にはたいした意味はありませんが、番号が大きくなるに従い普通の意識状態から離れていきます」

「フォーカス26では各センターには大勢の知的存在が働いています。彼らはヘルパーと呼ばれ、彼らの中にはフォーカス23、24〜26に囚われている人達を27まで連れてくるという任務を負っている存在たちもいます。ヘルパーたちはここで働くことで、よりいっそうの霊的成長を遂げ、「卒業生」になることを目的としています。卒業生は「光の存在」とも呼ばれています。
 フォーカス27は、CI(コーディネーティング・インテリジェンス)と呼ばれる霊的に進歩した小数の存在によって維持運営されています」

「相当数の人達がフォーカス23〜26に囚われています。フォーカス26まで来る人は、ヘルパーや外とたちの手助けを得ています。人が死ぬとヘルパーが必ず迎えに来ます。光の存在としてだったり、あるいは親、祖父母、ペットなど、その人を救ってくれる存在のかたちで現れます。しかし、多くの人は死による恐怖心によって心を閉ざしてしまい、ヘルパーが見えないのです。そのためその人の思いに応じてフォーカス23や24〜26へ吸い寄せられてしまいます。必ずヘルパーが来るから探そうとすること、死後の世界の構造を知ることが重要です」

「これまで私は、モンロー研究所で自ら死後の世界を体験しさまざまな世界を把握することができました。一番の収穫は、自分は独りではない、ガイドたちが見守っていてくれたことを知ったことです。そして死後もガイドたちが面倒を見てくれることを知り、死に対する恐怖がかなり軽減されました。また過去世を知ることで、自分は悠久の過去からずっと存続しており、肉体は滅んでも魂は永遠であることに気づきました。
 死後の世界というならば27までですが、本当は、まだまだ意識レベルはあります。それを調べるためにヘミシンクという手段があります。それをどう使うかは、個々の人にまかされています。今後モンロー研がそれをどのように解明していってくれるのかご期待ください」

スターピープル 11号



 


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