稲毛 幸子(いなけ ゆきこ)

 

1923(大正12)年1月1日、東京都に生まれる。
出生した年に関東大震災があり、両親の故郷である山形県に引き揚げ。5歳時に両親の仕事の都合で仙台に引っ越す。
19歳の時、同郷で10歳年上の男性と結婚。その後、満洲林産公社に勤務する夫について渡満。
満洲北部の街・北安で終戦を迎え、その後満洲国の首都・新京へ移動。終戦後一年近く足止めを余儀なくされる。
引き揚げ後は、実家のある仙台市へ。そのまま二年半の入院生活を余儀なくされる。
母、夫の最期を看取り、現在は長男一家の住む千葉県在住。



(※書籍刊行時の情報です)



著書