ジョン・マーク・ラムザイヤー(John Mark Ramseyer)

 

法務博士(JD)、米国ハーバード大学ロースクール教授、ライシャワー日本研究所 日本法学教授。専門はLaw and Economics 法と経済学。
1954年米国シカゴ生まれ。
宣教師のお父様の仕事の関係で、生後6か月の時に船で太平洋を渡り来日。
小学校卒業まで宮崎の地元の学校に通う。
中高は東京の米国の学校で教育を受ける。
大学入学の時に米国に帰国。
1976年 ゴーシェン大学より学士号(歴史学)取得
1978年 ミシガン大学より修士号(日本学)取得
1982年 ハーバード大学ロースクールを優秀者(magna cum laude)として卒業し法務博士を授与される。
卒業後、連邦高等裁判所ロー・クラーク、弁護士として勤務
1985-86年 フルブライト研究員として東京大学に在籍
1986-92年 カリフォルニア大学ロスアンジェルス校 教授
1992-98年 シカゴ大学教授、 日本学委員会の委員長を数年務める。
1998 年から ハーバード大学で現職。企業法、日本の法律について教鞭をとる。一橋大学、東京大学、東北大学、早稲田大学、バージニア大学、ハイファ大学(イスラエル)などでも教鞭をとった経験がある。
<受賞>
1991年 サントリー学芸賞受賞『法と経済学 ――日本法の経済分析』(弘文堂、1990年)、2018(平成30)年 旭日中綬章受賞。
<著書>(日本語翻訳書のみ)
『法と経済学—日本法の経済分析』(1990 弘文堂)、『日本経済論の誤解-「系列」の呪縛からの解放』(三輪芳朗 共著 2001 東洋経済新報社)、『産業政策論の誤解-高度成長の真実』(三輪芳朗 共著 2002 東洋経済新報社) 、『日本政治と合理的選択』(F. ローゼンブルース 共著2006 勁草書房)、『経済学の使い方—実証的日本経済論入門』(三輪芳朗 共著 2007 日本評論社)など。


(※書籍刊行時の情報です)