暦は、カレンダーと歳時記、ことわざ辞典を足したようなもので、1年365日、生活の知恵がいっぱい詰まった本です。
さらに「占い」を加味した暦が「九星開運暦」、特徴はまさに「運を開く」ことにあります。
「人生は選択の連続である」ともいわれるように、日々の暮らしの中で、仕事や恋愛・友達の人間関係に悩んだり、健康や金銭のこと、家庭のことなどで、進むべき方向性を定めたり、決断をする場面がたくさんあるでしょう。
そんなとき開運暦をめくれば、平成29年の運勢だけでなく、その日の運勢まで読めて、機微をうがった箴言(しんげん)から問題解決のヒントがみつかり、きっとあなたの役に立つことでしょう。
占術家約200名の顔写真入り名鑑も便利です。
はじめに……福田有宵
平成29年、略暦
平成29年、丁酉(ひのととり)一白水星 年方位図……前田龍徳
平成29年はこうなる
……浅野八郎、富塚崇史、井上陽姿子
九星開運暦とは、暦の基礎知識
1月〜12月の暦
◎
一白水星(いっぱくすいせい)生まれの運勢
二黒土星(じこくどせい)生まれの運勢
三碧木星(さんぺきもくせい)生まれの運勢
四緑木星(しろくもくせい)生まれの運勢
五黄土星(ごおうどせい)生まれの運勢
六白金星(ろっぱくきんせい)生まれの運勢
七赤金星(しちせききんせい)生まれの運勢
八白土星(はっぱくどせい)生まれの運勢
九紫火星(きゅうしかせい)生まれの運勢
◎
コイン占い……福田有宵
姓名判断……美園環希
人相占い……佐藤宗
手相占い……浅野八郎
開運吉方……伊藤璃香
家相の活用法……富塚崇史
西洋占星術……井上陽姿子、アイラ・アリス
カバラ占い……浅野八郎
タロット占い……エミール・シェラザード(神野さち)
占術家名鑑
家系図の見方
占いの世界では数年前から静かなブームが広がっていると実感しております。それは、どの占いのイベント会場においても、相談者が常に長蛇の列をなすほど人気があり、関心が高いのです。
どなたでも個人の生活だけでなく、社会問題が複雑に絡んだ、様々な悩みや苦悩を抱えて生きています。個人の生活が大きく変わってきた要因は多々ありますが、その中の一つは人口減少による少子高齢化であり、超高齢化社会による医療費の増大が大きな影響を及ぼしています。核家族化が進み、高齢者だけの世帯が急増しています。若い人たちは、将来の年金受給がどうなっていくのか不安を感じてマスコミ等でも騒がれています。
そんな不安を解消して、心の安らぎや家族の絆を得る知恵や工夫が蓄えられているのが占いなのです。相談を受けていると、世相の動きをひしひしと感じます。そんな困難を乗り越えていただくために、ぜひ開運の扉を開いていただきたいと思います。
占いの歴史は黎明期から始まっていますが、現在の科学が発達した時代においても、社会から信頼を得ています。人の世と共に培われてきた、伝統の技と言えるでしょう。世界の歴史においても、表になり、裏になって、有名な人物の人生や判断に大きな影響を与えてきたエピソードが数限りなくあります。
運命とはどのようなものかと問われれば、人生にうごめく運・不運、盛衰の結果を表す吉凶という言葉が使われる、「吉凶はあざなえる縄の如し」とか「禍福はあざなえる縄の如し」と、運命を論ずる、まさしく至言の言葉があります。
占いの本質は未来を予測することにあります。それには過去に拘らず、現在を上手に生き抜く知恵も必要になってきます。自分に納得のいく生き方が出来れば幸いです。社会的評価よりも、自分の価値観を優先する事が大切です。
未来には希望があります。希望があれば喜びに満ち溢れて、人生を一変させるほどの幸運を招くパワーが漲ってきます。どなたでも幸運は必ず得られると確信しております。
本暦には数多くの占法が掲載してありますが、その特徴は開運術に力を入れております。まずは手の届くところから着手してください。方位学では開運吉方へ願いをもって出掛け、その場所の「気」を受けます。家相は日常生活で、心身の健康を表しますので、インテリアを活用し改善策を図ってみては。西洋占星術では具体的なアドバイスが書かれています。姓名判断もなかなか奥深いので、ペンネームなどを考えられたらいかがでしょう。それぞれ幸運の鍵となる占い方法ですので、ぜひ活用して役立てて下さい。