平成30年九星開運暦

運を高める判断のカギに

日本占術協会 編  2017.08.15 発行
ISBN 978-4-8024-0040-4 C0076 四六並製 240ページ 定価 1100円(本体 1000円)

開運暦・内容紹介

九星開運暦

恵方は南南東 ラッキーカラーで運も引き寄せて
暦は、カレンダーと歳時記、ことわざ辞典を足したようなもので、1年365日、生活の知恵がいっぱい詰まった本です。
さらに「占い」を加味した暦が「九星開運暦」、特徴はまさに「運を開く」ことにあります。
「人生は選択の連続である」ともいわれるように、日々の暮らしの中で、仕事や恋愛・友達の人間関係に悩んだり、健康や金銭のこと、家庭のことなどで、進むべき方向性を定めたり、決断をする場面がたくさんあるでしょう。
そんなとき開運暦をめくれば、平成30年の運勢だけでなく、その日の運勢まで読めて、機微をうがった箴言(しんげん)から問題解決のヒントがみつかり、きっとあなたの役に立つことでしょう。
占術家約200名の顔写真入り名鑑も便利です。


2018年はこうなる
「混乱と安定」がミックス
女性が活躍、男性は混迷
国際的な外交協定を締結
政権再編成もリーダー難
教育と働き方改革が進む

目次

  はじめに……福田有宵
  平成30年、略暦
  平成30年、戊戌(つちのえいぬ)九紫火星 年方位図……前田龍徳

  平成30年はこうなる
    ……浅野八郎、富塚崇史、エミール・シェラザード(神野さち)

  九星開運暦とは、暦の基礎知識
  1月〜12月の暦
      ◎
  一白水星(いっぱくすいせい)生まれの運勢
  二黒土星(じこくどせい)生まれの運勢
  三碧木星(さんぺきもくせい)生まれの運勢
  四緑木星(しろくもくせい)生まれの運勢
  五黄土星(ごおうどせい)生まれの運勢
  六白金星(ろっぱくきんせい)生まれの運勢
  七赤金星(しちせききんせい)生まれの運勢
  八白土星(はっぱくどせい)生まれの運勢
  九紫火星(きゅうしかせい)生まれの運勢
      ◎
  開運吉方……伊藤璃香
  易で見るコイン占い……福田有宵
  手相占い……浅野八郎
  人相占い……佐藤宗
  姓名判断……栗原里央子
  開運吉方……伊藤璃香
  家相の活用法……富塚崇史
  西洋占星術……井上陽姿子、アイラ・アリス
  カバラ占い……浅野八郎
  タロット占い……ステラ・ボンボヤージュ
  占術家名鑑
  家系図の見方


開運の扉を開く 福田有宵

 昔から占いは、運命学と言われています。人に運命あり。人間の意思を超越した力が働くので、運命といいます。その運命が人に吉凶禍福を与えるので、天命とか、定められた宿命といい、幸・不幸がめぐり合わさって、やって来ると考えられています。
 占いの本質は未来を予測します。転ばぬ先の杖として、その見通しを活用して、悪い判断の時には、自重します。占いの判断力を活用して、さまざまな対処策をとるのが、現代人の知恵といえるでしょう。
 さて、前年の九星開運暦、平成二十九年版に、新企画として「めくっておみくじ」の占いを、一白水星から九紫火星の欄外に一番から百番まで掲載しました。毎日の運勢と繋がりを持つように、今日・明日の運勢のヒントが飛び出る仕組みです。読者のご感想は、意外に好評で、珍しいと話題になっているようです。
 現在はどの神社、寺院にも必ずおみくじ箱が置いてあり、販売しています。おみくじは神仏のお告げで、願い事の結果や吉凶の意味が書かれているので、信頼できるのではないでしょうか。
 年輩の一読者であるご婦人から、お手紙をいただきました。この「めくっておみくじ」に興味を持ち、二月から五月までの毎日の吉凶を占ったそうです。この記録を集計してみました。
○二月(28日間)———大吉4日、吉11日、末吉2日、凶11日。
○三月(31日間)———大吉5日、吉8日、半吉2日、末吉8日、凶8日。
○四月(30日間)———大吉5日、吉8日、半吉1日、小吉1日、末吉4日、末小吉1日、凶10日。
○五月(31日間)———大吉4日、吉7日、半吉3日、小吉3日、末吉4日、末小吉1日、凶9日。
 以上の結果でした。二月の運勢は、吉日が散らばり、凶が5日続けて出て、波乱でした。三月の運勢は吉凶こもごもで平穏。四月の運勢は、各吉が20日。五月の運勢の吉凶比率は、7対3でした。
 吉凶で、毎日が安心したり、注意したり、転ばぬ先の杖として自分を見つめ直す、実感を深めたとのことでした。
 現在のおみくじの原点は、「元三大師百籤」といわれています。平安中期の天台宗第十八代座主・良源は没後、慈恵大師号を贈られたが、正月三日に没したので、通称、元三大師とも称されています。滋賀県長浜市で誕生した跡地を良源が玉泉寺として創建して名高いのです。
 本九星開運暦は、開運の方法を現実に生かすために、さまざまな創意工夫がしてあります。
 各種占術の中でも、九星気学の方位取り(祐気取り)が、開運への早道です。人は誰にでも吉運を呼ぶ方位があることは周知の通りです。願いを叶える方位に、吉の日時を選んで目的地に出掛けて下さい。必ず良い結果が得られるでしょう。
 家相は、風水の部分などを併用します。住居は生活の場であり、生活力や心身を維持し、健康面を安定させるためには、家相開運法が有益です。
 比較的、わかりやすい占法に姓名判断があります。他人の個性や才能を調べることが出来ますし、最近は自由な発想が広がって、新たなネームづくりで、交際面に応用出来るでしょう。
 その他、カバラ数秘術、西洋占星術などから、気になる人の性格判断をして、大いに活用して下さい。