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■　ハート出版の実用書　■

平成２０年九星開運暦

日本のトップ占術士が占う暦の決定版
「運は人なり」めぐり逢い
モラル安全対策見直す年
処世の要諦満載、毎日活用を

東洋占星術・西洋占星術・姓名判断・手相・人相・家相・印相・風水・タロット…
あらゆる面に精通し、テレビ出演、雑誌連載で人気の執筆陣が
総力を上げておくる暦の決定版
「暦はどれも同じ」ではない！

日本占術協会　編　　2007.08.17　発行　　

ISBN 9784892955716 C0076　四六並製・244頁・定価 1047円（本体 952円）

　暦は、カレンダーと歳時記、ことわざ辞典を足したようなもので、１年３６５日、生活の知恵がいっぱい詰まった本です。さらに「占い」を加味した暦が「九星開運暦」、特徴はまさに「運を開く」ことにあります。「人生は選択の連続である」ともいわれるように、日々の暮らしの中で、仕事や恋愛・友達の人間関係に悩んだり、健康や金銭のこと、家庭のことなどで、進むべき方向性を定めたり、決断をする場面がたくさんあるでしょう。そんなとき開運暦をめくれば、平成20年の運勢だけでなく、その日の運勢まで読めて、機微をうがった箴言（しんげん）から問題解決のヒントがみつかり、きっとあなたの役に立つことでしょう。占術家約280名の顔写真入り名鑑も便利です。

◆　格差社会は「智・運・命」　　　　　　　　　　　　　 浅野八郎

2008年は「運の強さ」が成功を左右する
真珠といえば「ミキモト」を誰もがすぐ思い出す。世界で最初に養殖真珠をつくり出すことに成功したのは、ミキモトの創立者御木本幸吉さんである。戦前のことですが、この人工真珠の発明はエジソンの発明に劣らない世界的な大発明といわれた。いまやそのミキモト真珠は世界的に有名。
ところで、この御木本幸吉が世界ではじめて真珠の養殖に成功したのは1893年7月のこと。長年の苦労の末、現在の真珠養殖の方法を考え出した。記念館を見学していると、御木本自翁の日常愛用品の中に奇妙なものがあった。易占いに使用する筮竹（ぜいちく）。“翁ご愛用の品”とは書かれてあるが、詳しい説明がない。係の人に説明を求めると、「翁は健康のために筮竹を両手にもってチンジャラと動かしておられました」「気分転換のお楽しみで」とのこと。だが、どうもそんな事ではなさそうなのだ。真珠養殖に全財産を打ち込んだ御木本にとって、養殖に成功できるかどうか、毎日が不安の連続であったはず。占いに心をひかれたとしても自然なこと。御木本翁が好んだ座右の言葉にも「商売成功の秘訣」は「智・運・命」であるとあった。仕事にはアイデア−つまり「智」は重要だが、アイデアが優れていても、それだけで成功するわけがない。偶然の運にめぐまれること、運の強さが成功を左右する。そして最後がバイタリティー、生命力−「命」。
アメリカで大ベストセラーになった『成功の条件』の著者ウエイトレーもよく似たことを述べている。色々な方面で成功している人たちに共通しているのは、才能・能力もさることながら、「運にめぐまれていた」ことを無視できないと述べているのだ。
御木本翁に関する伝記や記録を帰京後、図書館で調べてみた。この人、専門家顔負けの「占い通」で易にも人相学にも知識があったそうだ。御木本翁の記念館の片隅に飾られている占いの筮竹にはそれなりのいわれがあったのだ。
「徒然草」の作者兼好法師は「運は日にあらず、人なり」と述べている。運を左右するのは「大安・仏滅」とか、何年生まれといったことで全てが決まるものではない。その人の性格が左右する。明るく楽天的にものを見る性格の人には運がやってくるチャンスは多いというわけ。つまり「運は人なり」。アメリカの心理学者は、運は「スパイダーズ効果」だと述べている。くもの巣のように平素から幅広く人づき合いをしていくうちに、やがて思いがけない幸運にめぐり合う。「運は人にあらず、人なり」、そして「人とのめぐり逢いなり」と書き加えてもよいだろう。

　　はじめに……浅野八郎
　　平成20年、略暦
　　平成20年、戊子（つちのえね）一白水星年方位図……前田真佑
　　平成20年はこうなる……浅野八郎、ルネ・ヴァン・ダール・ワタナベ
　　九星開運暦とは、暦の基礎知識
　　１月〜12月の暦
　　　　　　◎
　　一白水星（いっぱくすいせい）生まれの運勢
　　二黒土星（じこくどせい）生まれの運勢
　　三碧木星（さんぺきもくせい）生まれの運勢
　　四緑木星（しろくもくせい）生まれの運勢
　　五黄土星（ごおうどせい）生まれの運勢
　　六白金星（ろっぱくきんせい）生まれの運勢
　　七赤金星（しちせききんせい）生まれの運勢
　　八白土星（はっぱくどせい）生まれの運勢
　　九紫火星（きゅうしかせい）生まれの運勢
　　　　　　◎
　　コイン占い……福田有宵
　　姓名判断……中村友美
　　人相占い……石本有孚
　　手相占い……浅野八郎
　　開運吉方……高木賀予
　　風水カラー占い……城山廸子
　　印相の吉凶……佐藤鉄山
　　西洋占星術……フェニックス・ノア、アリース大沢、金子雅子
　　カバラ占い……浅野八郎
　　タロット占い……エミール・シェラザード
　　占術家名鑑

浅野八郎、福田有宵、ルネ･ヴァン･ダール･ワタナベ、富塚崇史
アリース大沢、石本有孚、エミール・シェラザード、金子雅子、佐藤鉄山
城山廸子、清水晃、中村友美、フェニックス・ノア、前田真佑、高木賀予

○年　　運…(一白水星〜九紫火星)佐藤鉄山
○月　　運…(一白水星〜九紫火星)邑沙揚子
○一白水星…(１〜12月)宮本静妙
○二黒土星…(１〜12月)橋柚香里
○三碧木星…(１〜12月)杉浦加代子
○四緑木星…(１〜６月)清水誠、(７〜12月)伊藤璃香
○五黄土星…(１〜６月)マギー、(７〜12月)鈴木杏優
○六白金星…(１〜12月)成島加津
○七赤金星…(１〜６月)宇野皓貴、(７〜12月)聖羅
○八白土星…(１〜６月)吉田侑加、(７〜12月)後藤青衣山
○九紫火星…(１〜６月)杉原賢思、(７〜12月)杉本蘭華

��協力者…中野雅博
��編集委員
浅野八郎、福田有宵、ルネ･ヴァン･ダール･ワタナベ
富塚崇史、高木賀予、城山廸子