第2回「盲導犬ベルナ」読書感想文コンクール
小学校低学年の部(1、2年生)――絵本シリーズ

佳作

「ベルナとなみだのホットケーキ」を読んで

新潟県新井市姫川原小学校 二年 渾川詩歩子


 ベルナは、もうどう犬です。みきたくんのおかあさんは目がみえないので、ベルナといっしょに外へ出かけたり、みきたくんとあそんだりします。ベルナといっしょなら、トランプもできるなんてすごいです。
 みきたくんの友だちとあそんだとき、ライオンがりごっこをしました。本当はいやだったのにかわいそうだと思いました。いやなことは、はっきりいったほうがいいです。
 みきたくんのおかあさんがへんてこりんと言われたのは、とてもいやでした。わたしもおかあさんがへんてこりんと言われたら、なきたくなります。
 みきたくんのおかあさんが言う「こころの目」がどこにあるのかふしぎです。わたしも「こころの目」で見てみたいです。「こころの目」ってこころの中にあるのかな。
 みきたくんがけんかをして、ちょっぴりなみだのあじがするホットケーキになってしまったのは、かなしいです。わたしのおかあさんがやくホットケーキは、こげてしまうけどあまくておいしいです。だから、みきたくんにも、いじわるをしないで、おいしいホットケーキを食べてもらいたいです。
 みきたくんは、ランドセルをおとうさんとおかあさんにえらんで買ってもらいました。わたしは、おばあちゃんに買ってもらったけど、小学校に入学するときは、ほんとうにうれしかったです。
 今、わたしのクラスでは、休みじかんにみんなであそんでたのしいです。みきたくんも、いじめられないといいなあと思います。



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第2回「盲導犬ベルナ」読書感想文コンクール の実施内容
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