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■ 今、色彩革命が始まる! ■



CUD

Color Universal Design
カラーユニバーサルデザイン


国内320万人、男性20人に1人が色弱者

と言われる現在、「カラーユニバーサルデザイン」の必要性が増しています。
これまで通りの「ものづくり」で本当にいいのでしょうか?
すべての人にやさしい「色のバリアフリー」が、いま求められています。
本書では、彼らにしか見えない独自の色の世界を再現しつつ、
豊富な具体例をもとに解決策を提案していきます。

もっと、お互いの見ている世界を理解しあうこと


NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構(CUDO)著  2009.04.29 発行  

ISBN 978-4-89295-565-5 C3055 A5変形・176頁・定価 4104円(本体 3800円)


「カラーユニバーサルデザイン」内容紹介動画

 

Introduction より

カラーユニバーサルデザイン
カラーユニバーサルデザイン

 

カラーユニバーサルデザイン機構・副理事長 伊賀公一

 「熱っ! やけどしちゃった!」
 「痛っ! どうしてこんな所に刃物が出てるんだ!」

 あなたのデザインが原因で、
 人がケガをした。
 交通渋滞が起きている。
 クライアントが損をした。
 株主が大損をした。
 工場が大規模被害を出した。
 教科書が読めない生徒がいる。

 そんなことが日常茶飯事で起きているかもしれません。
 実際には多くの問題が起こっているはずなのです。
 すでに多くの企業や官公庁ではこの事に気づき、
 問題が拡大しないように様々な対処を始めています。
 大手の広告代理店・印刷会社・上場企業しかり。
 しかし、一般の人はまだこの問題に気づいていません。

 日本国内320万人もの人が、あなたと違う世界を見ています。その人数は男性の20人に1人の割合です。このうちの1人はあなたの子供かもしれないし、孫かもしれない。多くのバリアフリーと同様、それは他人事では無いのです。

 こんなものがあったらどうでしょうか?

 ・侵入禁止路へ誘導する案内板
 ・急いでいるときに間違える鉄道地図
 ・男性を引き込む女子トイレのマーク
 ・見分けの付かない緊急停止ボタン
 ・触るとやけどをする黒い部品
 ・意味を成さない説明図

 こういったものは百害あって一利無し、無い方が事故などのトラブルを少なくします。
 誰も故意に使えないものを作ろうとしているわけではありません。デザイナーさんたちは、みな人によかれと思ってデザインしているのです。天性に恵まれ美術学校や美術大学等で学び、センスの良いデザインで多くの人に優しく、生活に役立つものを作りたいと考えているのです。

 ところが実際には日本人の男性で5%、ヨーロッパでは8 〜 10% もの男性があなたと違う色の感じ方をしています。そして、そのことをデザイナーや設計者の方々の多くはご存じではないのです。さらに色の見え方が違っている人たちのことについて聞くと、こんなことを言います。

 ・色覚異常の人は白黒の世界に生きている
 ・色盲の人は大変少ない
 ・色弱の人の見え方は想像も出来ない
 ・色覚のバリアフリーは不可能だ
 ・色弱の人のためのデザインは色を無くすことだ
 ・対策には多大なコストがかかる
 ・眼科で治療できる

 これらはみな間違った考えです。このような誤解が長年にわたって日本を支配し、適切な色彩コミュニケーション社会を作ることを阻害し、「色覚バリア社会」を作ってしまいました。それらは国内のみならず、世界に様々な形で輸出され、今では地球上にいる約2 億人の人たちの市場を喪失させているとさえ言えるでしょう。

 ちょっと考えてみてください。
 オモチャを買うと箱に「対象年齢○○才以上」と書かれています。電気製品のマニュアルを開くと、たくさんの注意書きが並んでいます。ところが、いろいろな製品の箱のどこにも「色弱の人には使えません」とは書いてありませんし、マニュアルのどこにも「色弱の人は注意してください」といった注意書きはありません。例えばデジカメ・携帯電話・大型テレビ・家電品などを買ったら、全ての人が問題なく使えるのでしょうか?

 これらの製品はいずれも、日本から世界に向けて、年間数百万台以上も出荷されています。もしこれらの製品の大事な機能が色弱の人に使えない物だったらどうするのでしょう。利用者の男性の5% が色弱者だとしたら、その人たちはどうしているのでしょう。実際には使えないのに我慢しているのかもしれません。メーカーの相談室には「買ったが使えないのはどういうわけか」といったクレームが来ています。反対に、箱に「色弱の人にも使えます」と書いてあれば私などは迷わずそちらを選ぶでしょう。それは私だけではないはず。世界中の色弱者は、あなたのデザインを大歓迎する準備をして待っているのです。

 しかし、そう言われてもあなたは「学校で教えてもらわなかった」と言うかもしれません。たしかにそうなのです。

 この色の配慮の方法や考え方を「カラーユニバーサルデザイン」あるいは「色覚バリアフリー」と言いますが、この言葉はそんなに昔からあったわけではありません。文科省や眼科医、そして市民団体が「見分けにくい色」について説明していましたが、産業界や官公庁が積極的にバリアの改善に乗り出すには時間がかかりました。

 人の感覚の問題は、他の身体的に配慮すべき問題と比較して理解が難しいのです。しかも、「文字を大きく」「読みやすい文字で」といった配慮に比べ、カラーユニバーサルデザインの配慮の方法は様々です。どれをどのように採用するかによって、美しくも醜くもなります。

 カラーユニバーサルデザインの実践のためには、まず、「問題が何であるかを視覚的に理解する」次に「なぜそのようなことが起こるのかを学ぶ」そして「どのような方法で」「どのように改善すれば良いかを知る」ことが必要です。 NPO 法人カラーユニバーサルデザイン機構(CUDO)ではこういったことをお話しするために、メンバーの伊藤啓(東京大学准教授)・岡部正隆(東京慈恵医大学教授)両名が説明のためにプレゼンテーションを作り、年間150 回以上の勉強会やセミナーを開いてきました。本書ではそのプレゼンテーションを元に、累積1000 件ものコンサルティング実績から得られた様々な資料を配置し、自らも色弱者で1 級カラーコーディネータでもある伊賀公一が説明を加えたものです。セミナーをお受けになった方々からの、フルカラーの配付資料が欲しいという声に応えられるよう構成しました。

 かつてこの国では、数十年にわたり「色覚」を検査し、少数派の色覚型を「異常」として、極端に言うならば、公開処刑のように子供に心的外傷を与えてしまいました。検査表を見ると「身の毛がよだつ」という人たちは実に多く存在します。自ら「その色づかいは見分けにくい!」と言い出せる人はどのくらいいるでしょうか。しかし誰かが言わなければいつまで経ってもバリア(壁)があることを、多くの人が知ることが出来ません。

 人が何をどう感じるかを説明するというのは、とても難しいことだと思いますが、本書ではまさにそこを説明してあります。色の見え方、感じ方を理解することは、これまで特に難しかったため、色覚のバリアフリーは他のバリアフリーと比べると近年出てきた概念です。

 この本は、これまで伝えられなかったことを発信しています。提案書として活用していただければ幸いです。人が人に何かを話したり説明したりすることが出来ることは、とても大事です。問題の存在を知り、その原因や対策が分かれば、後は誰がどのように実行するかということだけです。 色弱の子供を持つあなた、パートナーが色弱のあなた、色弱の本人であるあなた、デザイナー、開発担当者、教育関係者、その他すべての人に読んでいただきたいと思います。

 

目 次

 

Introduction


第1章 あなたの情報は伝わっていますか?

1-01. 色盲検査(色覚検査)
1-02. 東大の赤門はこのように見える
1-03. 抹茶の色は緑色ではなく「真っ茶色」
1-04. 休日が読みにくいカレンダー
1-05. 草木に溶け込み見えなくなる花
1-06. 変化が分かりにくい肉の焼け具合
1-07. 電源のONとOFFが同じ色に見える
1-08. 信号の青と赤黄は見分けられる
1-09. 禁止なのか許可なのか区別できない
1-10. 危険な、道路標識と樹木の組み合わせ
1-11. 茶色とモスグリーンは見分けが困難
1-12. 赤い服と黒い服は同類、濃紺の服と黒い服は同類
1-13. 真っ赤な口紅の色はこげ茶色、黒に見えることがある
1-14. 西武線はくすんだオレンジに見える
1-15. 靴下の左右の色を間違えて履いていることがある
1-16. かわいいピンクとかわいい水色は同じ色
1-17. 色名のコミュニケーションでは困難なことも
1-18. 乗り換えは1回にしたいんです
1-19. WEBはより多くの人に見てほしい、使ってほしい
1-20. 鮮やかな色でも、材質によっては似て見えます
1-21. テレビのスポーツ中継の勝敗は音声で判断しています
1-22. 色ではなく、国境線や濃淡で判断しています
1-23. 何度もパネルを見直したりしています
1-24. どれがどれだか全く情報が伝わりません
1-25. 色だけでは分からず何度も乗り間違えています
1-26. カラフルなプレゼンの情報量はゼロ
1-27. 強調したいところを赤で表示しても分からない
1-28. 混雑も渋滞も同じ色、一瞬だからなおさら見えない
1-29. 大事なところがほとんど見えていません
1-30. 色の名前で物を指定すると伝わらないことがあります
1-31. 機能が多くても、私たちには使えません


第2章 どうしてそんな事が起こるのですか?

2-01. 色とは何か
2-02. 色を認識する仕組み
2-03. 色覚の進化
2-04. いわゆる色盲・色弱とは何か
2-05. 代表的な色覚:C型 P型 D型
2-06. 色覚の多様性
2-07. 先天性色覚タイプの特徴
2-08. 眼の病気による後天的色覚異常とは
2-09. 色覚型がC型の人は「緑」の色合いに無頓着
2-10. 色の仲間わけ:暖色系と寒色系
2-11. 色の違いが分かっても色名は分からない
2-12. その赤がP型にとっては赤外線
2-13. 人間は頭を使って色名を認識する
2-14. 明度、彩度、質感を利用して推理する
2-15. 税抜き価格はどれですか?


 

 

著者紹介

 NPO法人・カラーユニバーサルデザイン機構 ■
[CUDO = Color Universal Design Organization]

 

 デザイナー・色彩学者・医学者・工学者・カラーコーディネータと、多くの色弱の検証者ならびに企業賛助会員で構成されているNPO 法人。公共物や機器等の色彩設計をする個人や団体に対し、設計する側の意識を喚起し、結果として実社会の色彩環境が、色弱者のみならず多様な色覚を持つ一般市民にとっても、より配慮されたものに改善されてゆくことを趣意として2004年に設立、東京都に認定された。色彩に関する各種コンサルティング、開発時のアドバイス、セミナーなどの講演活動、モニター制度によるデザインの検証、認証マークの発行、などを行っている。提携先として、数多くの一部上場企業と契約している。

 

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