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■ 健康書 ■


本物の治す力


生命力を高めれば、なにがあっても大丈夫


バイオメディカル研究所所長 菊池眞悟 著  2004.04.01 発行  

ISBN 4-89295-463-2 C2077 四六上製・240頁・定価 1650円(本体 1500円)

 

まえがき より

本物の治す力

 私の研究主眼は「安全で機能性の高い食品」をつくることです。  山野に自生する植物たちをベースにして、「薬を超える力価をもち、副作用のない機能性強化食品」をつくり出す研究開発です。

 その過程では、超えなければならないハードルはたくさんありましたが、笹やキノコなどからいただく機能性の力に励まされながら二〇余年が経過しました。
 多くの研究者たちが過去に研究し、志なかばで断念した研究テーマを受け継ぎ、その成果のうえに「循環多段式加圧抽出法」を開発しました。  長たらしい名前ですが、何度考えてもこの名前以外に思いつきません。この名称の一つ一つの単語に私の熱い思い入れが込められているからでしょうが、その思い入れがゆっくり熟していったすえに今、同抽出法による「笹由来の抽出物」が抗生物質を超え、抗がん剤よりも有効な力があることを確認するまでにいたりました。

 しかし、問題はここからです。
 いいものが生まれても、それを受け入れ、育てていく環境がなければ、悪貨が良貨を駆逐していきます。

 日本の津々浦々まで浸透した現代医療の拝金主義と、画一的マニュアル主義と、医薬品の副作用から、どのように日本人の「いのち」を取り戻すのか。

 一介の抽出技術の開発者が扱える問題ではない、とわかっていながら、それでも「挑むしかない」と覚悟を決め、「本物の予防医療」を実現するための新たなチャレンジを始めることにしました。

 といっても、この本で提案したいことは、意外なほど単純で簡単なことです。

 意識を少しだけ変えてみる――。

 これだけのことです。
 これまで病院に、医師に頼ってきた意識を切り替え、「自分の病気は自分でつくったんだから、自分の力で治そう」と思ってみることです。

 もう少し大きな言い方をすれば、「科学的医療」という美名のもとに拡大し続けてきた現代医療に対する過信を、いったん「否定」してみることです。

 そんなことができるだろうか、と思われるかもしれません。

 しかし、この意識の変化は必ずや社会現象となり、社会活動となり、かつてドイツのベルリンの壁を一夜にして崩壊させたような奔流となる、と私は確信しています。

 意識を少しだけ変えてみれば、生命の痛みを感じとれない、病人を診ることなく病気だけしか見ない、対症療法しかできない、そんな医療が見えてくるからです。

 意識を少しだけ変えてみる――。

 そのおつもりで、しばらくのあいだおつき合いいただけると幸いです。


 

目 次

プロローグ

 

 第1章 医療の現実

 

医者は病気を治せない
抗生物質が効かない
・「本物医療の達人」との対話 1(藤澤明生氏)
生命を軽視する医療
自立医療は可能か
・「本物医療の達人」との対話 2(清水保佑氏)

 

 第2章 生命の医療をめざして

 

新医療システムへの出発
・「本物医療の達人」との対話 3(渥美和彦氏)
厚生労働省への提言
・「本物医療の達人」との対話 4(西田達生氏

 

 第3章 健康の源、植物力をいただく

 

植物は生命の源
・「本物医療の達人」との対話 5(港忠夫氏)
笹研究のパイオニアたち
・「本物医療の達人」との対話 6(大村浩久氏)
「抗酸化力」とは何か
・「本物医療の達人」との対話 7(岩本光存欣氏)
循環多段式加圧抽出法の誕生
・「本物医療の達人」との対話 8(咸昇市氏)
黄色ブドウ球菌、ピロリ菌を殺菌する
・「本物医療の達人」との対話 9(三木敬三郎氏)
本物の健康食品とは
老いてますますの人生
・「本物医療の達人」との対話 10(永川祐三氏)

 

 第4章 元気の丘からのメッセージ

 

笹ムロを全国に
・「本物医療の達人」との対話 11(平田章二氏)
徹底的な自由
あすはきっとよくなる
「元気の会」をつくる

 

 

なにがあっても大丈夫

 

[巻末付録]「本物医療」に従事する病院・クリニック、研究所

 

 

おわりに

 「なにがあっても大丈夫」

 この言葉は、私の生きる支えです。そして、弊社の社訓でもあります。  いろいろなことを知らされ、いろいろな体験をへて、濾過され、洗われたすえに結局、この言葉が残りました。

 天にも、地にも、生命にも、この「大丈夫」はしっかりと張りついています。
 原因と結果、因縁、有情と無情、内と外……何一つわが思い通りいくものもないのに、それでも「なにがあっても大丈夫」なのです。

 健康といえば、自然治癒力を信じ、病気といえば自然治癒力を頼む。
 科学的であろうがなかろうが、現代医療が無視しようが、人間がつくりあげた不確かな小手先のテクノロジーより遥かに遥かに神様からいただいたこの生命の力、自然治癒力のすごさを信じています。

 私たちの生命のふるさとは大自然です。ゆえに、植物の生命の力を体内に入れて、しっかりと自然にもどるのです。

 「なにがあっても大丈夫」

 老いて行く身を案ずるよりは、ここまで来られたことにまず感謝です。
 ときどき起こるアクシデントは注意信号です。
 落ち込まず、少し反省して、感謝してすぐ再出発です。
 
 極寒のご体験がない方には説明がむずかしいのですが、「元気の丘」の冬は、なかなか手ごわいんですよ。積雪2m、早朝はマイナス20℃前後にもなったりで、ダイヤモンド・ダストの光の世界が出現します。
 陽がさすと、雪が七色に輝きますが、そうかと思うと、激しい吹雪の日が幾日も続いたりします。

 二月のある晴れた夜、月明かりに誘われて外に出ました。
 しばれた雪が、ギュウギュウと鳴り、冷気が肌をさします。
 ふと夜空を見上げると、半かけの月が手の届くところにあります。
 さてもう少し歩こう、と足を踏み出したそのとき、私は見たのです。

 寄り添ってきた自分の影。

 大きな地球を照らしている月の光が、日本の北海道の「元気の丘」の、そこに立っているこんな小さな私をしっかりと照らしてくれ、こうして影をつくってくれている。

 不思議な光景のなかで、確かに「生きている」ことを実感したのです。

 雪の下では、来春の芽を宿しながら、笹や多くの虫たちも冬眠していることでしょう。

「夢に向かってもう一駅がんばろう」

 そんな思いがフツフツと湧いてきた雪明りの夜でした。

 「本物の治す力」。それは自然の力です。この力をどう生かしていくのか。それを探求するサイエンスは今始まったばかりです。

 そして、生命にやさしい「本物の予防医療」の時代が、これから始まるのです。

 

読者の声

 

著者紹介

 著者 菊池眞悟(きくちしんご)

 

1944年 樺太(サハリン)生まれ。 1962年 戦後開拓政策として北海道幌加内町に入植。 1974年以降 植物成分抽出に関する研究を経て、町ぐるみの研究会社を設立。植物やキノコから多量の力価成分の抽出に成功し(循環多段式加圧抽出法)、“本物の機能性食品”を追求している。 現在、バイオメディカル研究所所長、幌加内バイオ企業組合理事長、株式会社クロロランド・モシリ代表取締役、「元気の会」代表。 著書に「本物の健康食品」、「驚異のピロリ菌撃退法(共著)」(ともにH&I)がある。

 

 

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