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■ ハート出版の犬と人シリーズ ■


人の心を持った犬


野犬・太郎と私の日本平物語

遠藤初江 著  1997.01.31 発行  

ISBN 4-89295-087-4 C0036 四六並製・223頁・定価 1430円(本体 1300円)

 

内容紹介

ハート出版【人の心を持った犬】「次郎長犬」と呼ばれる野犬のボスがいた。野犬狩りで仲間も家族も全て失い、自らもお尋ね者として逃亡生活をする。一人の女性が逃亡中のその犬と出会い、自分の飼い犬にしようとする。

 静岡県清水市。なだらかな丘陵が広がる日本平に「次郎長犬」と呼ばれる野犬のボスがいた。誇り高く、気高く、人間には決して媚びないそんな犬だったが、野犬狩りで仲間も家族も全て失い、自らもお尋ね者として逃亡生活をする。
 一人の女性が逃亡中のその犬と出会い、自分の飼い犬にしようとする。地域住民との軋轢、人間生活に適応しない野生の血などの様々な困難を乗り越え、飼い主と認めさせるために山を駆け、野道を下る。
「犬と人シリーズ」第1弾。犬と人との心の交流を通して、人間が忘れかけていたものを思い出させる。犬好き、ペット好きの方にぜひ読んでいただきたい本。

 

 

目 次

 

 

      出会い

 

      接触

 

      太郎

 

      野生の血

 

      そして太郎と共に…

 

 

 

 

著者紹介

 遠藤初江(えんどう はつえ) 

 

静岡市清水市。静岡県清水東高等学校卒業後、国家公務員(郵便局勤務)。 退職後、趣味の店「露庵」の庵主として現在に至る。家族は猫のガオ、茶々、はま。

著書に野犬の太郎との交流を描いた本として「人の心を持った犬」、それをベースにした絵本「えほんひとのこころをもったいぬ」がある。

 

遠藤太郎プロフィール

 

犬・ポインター系の雑種。雄。昭和58年頃の生まれ。昭和60年前後に、清水市の日本平に捨てられる。のちに野犬のボスとなり、仲間の犬を率いる。その後、遠藤初江さんに飼われて幸せに暮らす。2001年12月11日永眠。

 

犬本読書感想文

優秀賞   太郎の長旅  宮地阿利紗

 

読者の声

 

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