児童書
犬と猫
ホタル
健康書
精神世界
ヘミシンク本
趣味実用
教育書
文芸書
ふるさと文庫
文庫注文書
ヘミシンクCD
公 募
商品一覧
本を探す
リンク
ニュース
近刊案内
会社案内
書店様向
ハート出版 TOP
お問合せ
動画(youtube)
ふるさと文庫ブログ


商品検索:キーワードを入力してボタンをクリック!


「 いのちの鼓動が聞こえる 」をアマゾンでご注文
(クリックしてください)

■ ドキュメンタル童話シリーズ 


いのちの鼓動が聞こえる

心臓を移植した少女の物語

秋田県よい本をすすめる会特選図書


小学校中学年以上向き

全国の人たちの温かい善意が少女の命を救った!
渡航による心臓移植にチャレンジした
美摘ちゃんからのメッセージ。

「ママ、うちの心臓の音、聞いてみて」
臓器移植しか生き残る方法のない難病の少女・井辺美摘ちゃん。
でも日本では15歳未満の臓器提供は認められていません。
そこで美摘ちゃんとお父さん、お母さんは、ドイツに渡航しての
心臓移植に挑戦することにしたのです……。


池田まき子 作 2006.11.28 発行  

ISBN 4-89295-550-7 C8093 A5上製・160頁・定価 1320円(本体 1200円)

 

はじめに

心臓を移植した少女の物語

井辺美摘ちゃんは、小学一年生の夏休みに、重い心臓病にかかり、補助人工心臓をつけなければなりませんでした。
つらく、苦しい入院生活を送っていましたが、ドイツで心臓移植手術を受け、学校に通えるほど元気になりました。
この物語は、美摘ちゃんの「いのち」とのたたかいをまとめたものです。
美摘ちゃんの、がんばって生きる姿から、たくさんのメッセージを受けとめてもらえたらと思います。


こんにちは。井辺美摘です。
六月二十六日で、九才になりました。
たくさんのみなさんのおかげで、
ぶじに手術を受けることができました。
本当にありがとうございました。

ドイツで移植手術をしてから、
ちょうど一年がすぎました。
お薬を飲むのは大変ですが、
ずいぶん、なれてきました。
今はとても元気にしています。

今、わたしと同じような病気で入院している人たちも、
ぜったいに負けないで下さい。
苦しくて、いたくて、とても悲しかったけど、
がまんしてがんばれば、
きっと、神様がお手伝いしてくれます。
負けないで下さい。
美摘も、負けずにがんばっていきます。

(「みつみちゃんを救う会」ホームページより)

 

 

目 次

 

      はじめに


      初めての入院

      緊急手術を乗りこえて

      二回目の補助人工心臓

      渡航移植を決断

      「みつみちゃんを救う会」設立

      広がる支援の輪

      不安な日々

      みんなの願い

      飛行機に夢乗せて

      バード・ユーンハウゼン心臓病センター

      真夜中の移植手術

      退院、そして、再入院へ

      真実を受けとめて

      「お帰りなさい、美摘ちゃん

      十六ヵ月ぶりに学校へ

      普通の生活ができる幸せ

      いのちの鼓動が聞こえる


      臓器移植について、いっしょに考えてみましょう

      おわりに


 

著者紹介

■ 池田まき子(いけだ まきこ) ■

 

1958年秋田県生まれ。雑誌の編集者を経て、1988年留学のためオーストラリアへ渡って以来、首都キャンベラ市に在住。フリーライター。 著書に「車いすの犬チャンプ」「3日の命を救われた犬ウルフ」「出動!災害救助犬トマト」「いのちの鼓動が聞こえる」「検疫探知犬クレオとキャンディー」「地震の村で待っていた猫のチボとハル」(ハート出版)、「生きるんだ!ラッキー・山火事で生きのこったコアラの物語」(学習研究社)、「オーストラリア先住民・アボリジニのむかしばなし」(新読書社)、「花火師の仕事」(無明舎出版)、訳書に「すすにまみれた思い出・家族の絆をもとめて」(金の星社/産経児童出版文化賞受賞)などがある。

 

 

ニュース

2007.01.21

「いのちの鼓動が聞こえる」書評 (読売新聞2007.01.21)

2007.01.13

心臓移植の体験、児童書に(毎日新聞大阪版2007.01.13)

2006.09.29

移植手術 なぜ外国で(秋田魁新報2006.12.24)

 

読者の声

 

おすすめの本

聴導犬ロッキー


車いすの犬チャンプ

3日の命を救われた犬ウルフ


出動!災害救助犬トマト

お帰り!盲導犬オリバー


アイヌ犬コロとクロ

 

 


本書をアマゾンで注文する
ふるさと文庫
ハート出版