【普及版】アメリカ人が語る

アメリカが隠しておきたい日本の歴史

マックス・フォン・シュラー 著 2023.10.29 発行
ISBN 978-4-8024-0162-3 C0021 新書版 280ページ 定価 1320円(本体 1200円)

はじめに

アメリカが隠しておきたい日本の歴史

日本や大東亜戦争について書かれた洋書を読むと、日本に対する根強い批判ばかりが目につきます。よくこんな文章を見かけます。「主な歴史学者は、日本が20万人もの朝鮮人女性を強制的に性奴隷にしたと考えている」

しかし、私はそう思いません。なぜなら、そういう英語圏の歴史学者は、ほとんどがアメリカ人だからです。彼らは現代のアメリカを世界基準だと思っており、アメリカが世界で最も完璧な世界だと実際信じています。

もしも、あなたの国が今アメリカと違っているなら、あるいはあなたの国が以前アメリカと違っていたなら、それはよくない、正さなければならない、と彼らは思っています。そういう理由で、多くの西洋人の歴史家、といってもそのほとんどはアメリカ人ですが、日本の慰安婦システムを批判します。

しかし、私はアメリカで生まれましたが、彼らと違って、アメリカが世界一優れた国だとは思っていません。私は子供の頃から、アメリカ人は一生懸命仕事するよりも、自慢することに熱心なように思っていました。

アメリカ人は自分がアメリカ人に生まれたというだけで、特別扱いされるのを当たり前だと考えています。

今アメリカの大学で教えている歴史学者は、たとえばポリティカル・コレクトネス(政治的に公正・中立で、なおかつ差別・偏見を防ぐ目的の表現)をはじめとする現代のアメリカ社会の考え方に反する言動はできません。

非常に残念なことに、ポリティカル・コレクトネスは抑圧の一形態に堕落し、左翼が反対する人々のキャリアを破壊するために使われるようになったのです。

アメリカのフェミニストたちは、慰安婦は性奴隷であり、今の日本人はそのことについて罪の意識を持つべきである、と断言しています。もしアメリカの歴史学者がこの考え方と違うことを書けば、現在のアメリカでは職を失います。フェミニストたちはその歴史学者が所属する大学に対して、彼が辞めるまで圧力をかけます。

私は人生の大半をアメリカの外で送ってきました。私はどの学校にも雇われていないので、中立の立場で意見を述べることができます。多くのアメリカ人は、私が長く日本に住んでいるせいで、日本に洗脳されたのだろう、と揶揄します。

私は49年間、日本に住み、日本語で本を書けるぐらい日本語を学びましたが、それが洗脳だとは思えません。私は、ことによると何か大事なことを学んだのではないかと考えています。

主流派の歴史学者は、日本には性奴隷システムがあったと非難しますが、戦時中のアメリカの社会はそれほど素晴らしいものではありませんでした。当時の黒人の置かれていた状況や女性の地位を見れば分かります。

日本は、アメリカとは違うしアメリカとは異なる道を歩んできました。私は日本の方が素晴らしい道を歩んできたと考えます。基地の周辺で行われている売春にまつわる問題を解決するには、日本の慰安婦システムは最善の方法だったと思います。

今のアメリカ人は、道徳的な理由で、自国の兵士は売春婦を買うようなことはしない、と思うふりをしたいようです。しかし、それは事実ではありません。世界中のアメリカ軍基地の周辺はしばしば、不法で危険な状態にあります。

この本では、日韓問題で韓国を強く批判していますが、これはヘイトスピーチではありません。私が心から願っているのは、韓国人が、自分たちの問題は自分たちの社会でいつでも日本を非難するといったことなく解決できるようになってほしい、ということです。

真実を語ること、それはヘイトスピーチではありません。


マックス・フォン・シュラー





目次


はじめに
1章 日本は侵略国だったのでしょうか?
日本人にとっての“戦争”の意義
日本における伝統的戦後統治
日露戦争の真実
アメリカは悪いことができないと信じる多すぎる日本
アメリカ流儀のプロパガンダ
アメリカによる残虐行為
自国を擁護しない愚かな日本人
白人国家の攻撃的な性質
植民地主義の本当の意味
日独伊三国同盟の真実
日米開戦の真実
2章 日本陸海軍は本当に残虐だったのでしょうか?
日本人を理解できないアメリカ人
海兵隊での私の体験
米兵の残虐行為を決して認めないアメリカ人
傲慢で自己中心的なアメリカ人
米兵によるレイプ犯罪
アメリカが隠し続ける戦争の真実
南京事件の真相
マニラ事件はアメリカの責任転嫁
アメリカのプロパガンダに騙されるな
自国の軍隊を尊敬できない日本人
3章 大東亜共栄圏
欧米にとって脅威だった大東亜共栄圏
大東亜共栄圏の真実
4章 日韓関係はなぜ修復できないのでしょうか?
全てのトラブルの原因は韓国
韓国の歴史
日本の歴史
李氏朝鮮の身分制度
李氏朝鮮の文化と識字率
国を滅ぼした両班
李氏朝鮮と対照的だった活気ある江戸時代
朝鮮併合の真因
日清戦争
末期状態だった李氏朝鮮
日露戦争
5章 併合時代の真実
併合当時の資料を読む
原始的な始まりから生まれた法制度
何もないところから作られた警察組織
混沌とした金融システムを秩序に置き換える
教育
新しく近代的な医療産業
農業
田園から蘇った工業の宝石、興南の街
6章 日韓問題の現実
韓国の歴史上最も平和で豊かだった時代
朝鮮人ゲリラを抑えた日本
韓国人の被害者意識
韓国人の優越感
慰安婦問題を検証する
米兵と韓国人売春婦
慰安婦問題の真実
日本は本当に朝鮮の文化を破壊したのか?
創氏改名の真実
韓国人による自分たちこそ日本文化の起源との主張
「愛国無罪」の手に負えない迫害
韓国人の自業自得
韓国人の「大便フェチ」
韓国人の日本バッシング熱
韓国における反日教育
外国人の「韓国疲れ」
韓国に対する私の思い出
韓国はベトナムに学べ
7章 思い違い
平和ボケと自虐史観
日韓合意についてのアメリカの誤解
目隠しされているアメリカ人
いまだにくすぶる南北戦争の遺恨
欺瞞の達人・北朝鮮
アメリカが目指すべきもの
南北再統一の幻想
コリアの本当の悲劇「朝鮮戦争」
韓国人は何を目指すのか?

おわりに
普及版刊行に寄せて
注記
参考文献


 

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