令和5年度(2023年)版から『九星開運暦』改め『東西開運暦』に名称を変更しました! 内容は例年通り充実! 祐気を取り好運日もすぐ分かる
暦は、カレンダーと歳時記、ことわざ辞典を足したようなもので、1年365日、生活の知恵がいっぱい詰まった本です。さらに「占い」を加味した暦が「東西開運暦」、特徴はまさに「運を開く」ことにあります。
「人生は選択の連続である」ともいわれるように、日々の暮らしの中で、仕事や恋愛・友達の人間関係に悩んだり、健康や金銭のこと、家庭のことなどで、進むべき方向性を定めたり、決断をする場面がたくさんあるでしょう。
そんなとき開運暦をめくれば、令和8年(2026年)の運勢だけでなく、その日の運勢まで読めて、機微をうがった箴言(しんげん)から問題解決のヒントがみつかり、きっとあなたの役に立つことでしょう。
令和8年、丙午(ひのえ・うま)一白水星 年方位図……前田龍徳
令和8年、略暦
はじめに……栗原里央子
令和8年はこうなる……日本占術協会、アイラ・アリス
九星と暦、暦の基礎知識
1月~12月の暦……清水幹也、星の運行……上田享矢
◎
年運…(一白水星~九紫火星)……美園環希
月運…(一白水星~九紫火星)……吉祥水茄
一白水星生まれの運勢……(1~6月)山本楓花、(7~12月)山下照世
二黒土星生まれの運勢……(1~6月)安蔵妙和、(7~12月)聖世椛
三碧木星生まれの運勢……(1~6月)二見眞有、(7~12月)窪田鏡月
四緑木星生まれの運勢……(1~6月)平泉優、(7~12月)みほし朱夏
五黄土星生まれの運勢……(1~6月)森千紗、(7~12月)dainmt
六白金星生まれの運勢……(1~6月)川﨑有紗、(7~12月)櫻紫玉
七赤金星生まれの運勢……(1~6月)里紗慧紅、(7~12月)岐風尚優
八白土星生まれの運勢……(1~6月)宮本蓉妙、(7~12月)三幸桃子
九紫火星生まれの運勢……(1~6月)中村文音、(7~12月)広沢優苑
◎
易で見るコイン占い……福田有宵/栗原里央子
手相占い……浅野八郎事務所
人相占い……松岡能子
四柱推命……秋山勉登務
姓名判断……栗原里央子
家相の吉凶……富塚崇史
現代のお墓事情……宮本蓉妙、安蔵妙和
易と占星術……鏡リュウジ
惑星開運術……上田享矢
星座占い……モナ・カサンドラ
星座と運気占い……グレース怜奈
西洋ラッキーカラー&ヒント……(1~4月)アルタイル・ナスル、(5~8月)kiwa、(9~12月)アクア・マルム
タロット占い……ステラ・ボンボヤージュ
占術家名鑑
開運吉方位……久保田恵都予
●編集委員
栗原里央子、アイラ・アリス、美園環希、前田龍徳、肥留川喜聖、秋山勉登務、二見眞有[協力]中野雅博
―占いは人生の羅針盤―
日本占術協会会長 栗原里央子
コンピューター技術が発展し、知りたい情報を、単語の入力や音声で問いかけるだけで答えの文章や音声が瞬時に作り出される時代になり、人と人とのつながりや関心が希薄になってきました。とくに若い人は生まれた時から携帯電話やパソコンがあり、遊ぶときも兄弟、友達とではなく、バーチャル空間のゲーム機が遊び相手になり、言葉でのコミュニケーションよりも文字や映像での交流が日常化してきているように思います。
人工知能や科学がどんなに進化したとしても、人はみな等しくこの世に生を享け、人生という有限の時間を過ごすことになります。生きていれば希望が叶い幸せになったり、思うよにならず挫折や苦しみを味わうこともあるでしょう。でもそれは機械のように固定されるものではなく、生身の人間ならではの、やり直すチャンスや逆転の可能性に満ちているのです。違う表現をすると「凶が転じて吉となす」ということです。
では凶が吉に変わる、変えられるタイミングはどのように調べ、知るとよいのでしょうか。思いつきや直感で決めたり、友人に相談してアドバイスをもらうことも悪くはありませんが、なぜそうなるのかという根拠がないため、自信や確信が持てません。
人が悩み、迷うことは今の時代に始まったことではなく、人類有史からのテーマとも言えます。そのテーマに数多の先人たちが経験を重ね、記録を残し、知恵をしぼって出した答えが「占い」なのです。占いはその場、その瞬間にひらめいた偶然の産物ではなく、明確な論理と論法があり、哲学的な要素も含まれている学問です。地球の文明地域で発達し、今日まで受け継がれてきました。例えば、生年月日や出生時間などの情報から、性格や人生の傾向が読み解くことができ、その人の可能性と越えるべき課題も知ることができます。
さらには、いつ頃、どんな指針で、どのように行動すればよいのかといったことまで知ることも可能です。夢や希望を実現させるために必要なことがわかると、人生設計が立てやすくなるだけではなく、不安や迷いから解放されて心理的な安定も得られます。ただ、長い人生においては進むべき道が明確でも、周りに従わざるを得ない状況や、限りある命で病気になることも考えられます。でも心配することはありません。どのような事態に直面しても占いは、違う方法や活路を見い出すことができるからです。
本書の特徴は、東洋占術と西洋占星術を併せて載せていることです。占いは倫理的な考えと論法に従い、時代に翻弄されることなく、無限に広がる可能性の羅針盤となるでしょう。そして、あなたの人生に迷いのない航路を示し、光ある未来へと導いてくれるはずです。