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■　ハート出版の健康書　■

わたしは肺癌に勝った

たばこがうまい！ ８４歳老博士の面白闘病記

後藤迅幟　著　　1989.08.06　発行　　

ISBN 4-938564-33-5 C0095　四六並製・200頁・定価 1068円（本体 971円）

あの世の迎えに居留守をつかった老博士が自らの健康の秘訣、ガン克服法、奇跡の薬草明日葉との出会いをユーモラスに語る。

■　私は肺ガンに勝った――プロローグ

　　・私は一〇〇歳まで生きるぞ!

　　・私の健康を支えてきたあしたばという野草

　　・あしたばでガンに打ち勝つ

　　・治ると信じれば何でも治る

■　一章　七五歳の末期の肺ガン 　

　死の隣にいて

　　・後藤さん、あんたもうダメだよ

　　・心配ないですよ、単なる喉頭炎ですよ

　　・単なる結核の後ですよ

　　・ひょんなことから内視鏡検査を受ける

　　・後藤さん、実はですね――

　　・せいぜいあと、三ヶ月の生命

　　・先生、すぐに手術してください

　　・あしたばに託す我が生命

　　・ガンは植物性有機ゲルマニウムで治る、という確信

　　・身体に起きた不思議な変化

　保証なしの肺ガン手術

　　・ガン細胞破れる

　　・肺炎を併発、断崖絶壁から突き落とされた心境に

　　・生命の保証がない片道キップの手術

　　・家族との最後の別れ

　　・意識が再び戻る

　　・ガンとの戦いは、これからだ

■　二章　あしたばで甦る

　後藤流ガン撲滅法

　　・絶体絶命のガン宣言にも一縷の望みをつなぐ

　　・制ガン剤をごみ箱に捨てる

　　・植物性有機ゲルマニウムを飲む

　　・医者も驚く回復ぶり

　　・植物性有機ゲルマニウムは本当に少量なのだろうか

　ナゾのあしたば成分

　　・あしたばをもう一度調べる

　　・八丈島へゲルマニウムあしたばを求めて渡る

　　・あしたばを東京に持ち帰る

　　・予想以上の驚くほどの含有量

　　・厚生省も驚く大反響

　健康の基本は食べることだ

　　・手術後の栄養治療

　　・あしたば製品を試す

　　・手術後今度は高血圧が原因で緊急入院

　　・輸血でようやく持ちなおす

　　・近代医学の限界を民間医療がカバーする

■　三章　生涯の友を求めて

　運命があしたばと出会わせた

　　・豪農の家に明治三八年生まれる

　　・ケンカ三昧の少年時代

　　・流行性感冒で死線をさまよう

　　・頭が悪いのに北大医学部に進む

　　・無茶な生活を繰り返した学生時代

　　・重度の肺結核に襲われる

　　・またもや実家からの栄養たっぷりの差し入れ届く

　　・樺太で念願の医者として出発する

　薬草好きの医師、誕生する

　　・自然に恵まれた樺太で働く

　　・アイヌの友人と一緒に森に入る

　　・アイヌの人々の知識の深さに驚く

　　・薬草にとりつかれた樺太生活

　　・山野を駆け巡るうちに健康になってしまった

　　・古くて新しい薬草研究

　　・チャランポランな人生を東京でも続ける

　　・人生の転換点となった家内との出会い

　　・東京での平和な生活

　戦後本格的な薬草研究に入る

　　・召集令状が舞い込む

　　・手渡された冬物の着替え一式

　　・五〇歳を過ぎて再び上京する

　　・整形外科病院でボロ儲け、その後廃業する

　　・金鈴会を発足する

　　・会員六〇〇万人を記録した金鈴会

　　・精神増強は全身の健康から作られる

　　・ついに奇跡の薬草あしたばと出会う

　　・別名、チン立ち草のいわれ

　これしかない！確信に胸踊る

　　・島民の元気さに驚く

　　・あしたばの成分のすごさに驚く

　　・あしたば、地元新聞のトップを飾る

　　・お乳も大きくする？あしたば

　　・八丈島では当たり前になっているあしたばの効能

　　・うまくてたくさん食べられる健康野草

■　四章　ガンは治る病気だった

　たかがガンくらいで死ねるか！

　　・ガンは本当に不治の病か

　　・医者でもガンにかかる

　　・医者のくせに私は不養生だった

　　・ガン定説の不可解な部分

　　・食物がガンの鍵をにぎっている?

　　・アルコールもガンを誘発

　食物がガンを作る

　　・ガンは文明病である

　　・食生活が問題だった

　　・食品添加物にも問題あり

　　・ハワイ日系人がガンにかかる理由

　　・現代医療が見過ごしてきたもの

　　・食物は万能薬だ

　　・ガンの危険は誰でも持っている

　ガンは薬では治らない

　　・ガンとの戦いの鍵を握る三つの要素

　　・体内の有毒物質は早く取り除け

　　・ガン患者は例外なく腸内が腐敗している

　　・末期ガンの患者の三人に二人を救った食事療法

　　・制ガン剤は毒だ

　　・正常細胞をダメにする制ガン剤

　　・放射線治療も危険がいっぱい

　　・放射線がかえってガン細胞を作り出す

■　エピローグ―皆様に感謝を込めて

　今振り返る私の人生

　　・医者はボロイ商売だ

　　・武家の商法ではやっていけないこの世界

　　・会社もつぶれる最悪の事態発生

　　・家内、気丈にも銀行員と渡り合う

　　・あしたばの製品製造に取り組む

　　・あしたばの濃縮がほしい

　　・あしたば本舗を旗あげする

　　・私一人の力では完成しなかった

　糾える縄のごとし

　　・家内ついに逝く

　　・商売上手だった家内

　　・罪滅ぼしのために寄付を行なう

　　・最後に―――

■　後藤迅幟（ごとう　はやし）　■

明治38年宮崎県生まれ。昭和３年北海道帝国大学医学部に入学。療養生活後、樺太に渡り、医師試験に合格。昭和38年、東洋薬草研究所を開設。薬草研究歴は50年、あしたばの薬効の研究に20年、あしたばが自生する伊豆七島では、あしたば博士として知られる。この間、自らも肺ガンにかかるが、あしたばで生還を果たす。紺綬褒章受章、医学博士、理学博士。おもな著書に「奇跡の薬草・明日葉」（二見書房刊）「驚異のクマ笹健康法」（潮文社）「ありがとう明日葉」「よく効く明日葉」（ハート出版）などがある。