暦は、カレンダーと歳時記、ことわざ辞典を足したようなもので、1年365日、生活の知恵がいっぱい詰まった本です。
さらに「占い」を加味した暦が「九星開運暦」、特徴はまさに「運を開く」ことにあります。
「人生は選択の連続である」ともいわれるように、日々の暮らしの中で、仕事や恋愛・友達の人間関係に悩んだり、健康や金銭のこと、家庭のことなどで、進むべき方向性を定めたり、決断をする場面がたくさんあるでしょう。
そんなとき開運暦をめくれば、平成25年の運勢だけでなく、その日の運勢まで読めて、機微をうがった箴言(しんげん)から問題解決のヒントがみつかり、きっとあなたの役に立つことでしょう。
占術家約240名の顔写真入り名鑑も便利です。
はじめに……浅野八郎
平成25年、略暦
平成25年、 癸巳(みずのとみ)五黄土星 年方位図……前田龍徳
平成25年はこうなる
……浅野八郎、富塚崇史、井上陽姿子
九星開運暦とは、暦の基礎知識
1月〜12月の暦
◎
一白水星(いっぱくすいせい)生まれの運勢
二黒土星(じこくどせい)生まれの運勢
三碧木星(さんぺきもくせい)生まれの運勢
四緑木星(しろくもくせい)生まれの運勢
五黄土星(ごおうどせい)生まれの運勢
六白金星(ろっぱくきんせい)生まれの運勢
七赤金星(しちせききんせい)生まれの運勢
八白土星(はっぱくどせい)生まれの運勢
九紫火星(きゅうしかせい)生まれの運勢
◎
コイン占い……福田有宵
姓名判断……中村友美
人相占い……石本有孚
手相占い……浅野八郎
開運吉方……伊藤璃香
夢占い・分析……ルネ・ヴァン・ダール研究所
家相の吉凶……富塚崇史
西洋占星術……フェニックス・ノア、アリース大沢、井上陽姿子
カバラ占い……浅野八郎
タロット占い……エミール・シェラザード
占術家名鑑
世界的不況が続いたり、社会不安が増大する中、人々のストレスは高まり、ウツ病患者もますます増加しています。心のコンディションをどう保っていくかが、これからの時代はさらに重要になっていき、それが幸運をつかむためのカギにもなっていくでしょう。それには、次の4つのルールに注目していくとよさそうです。
【第一のルール】――まず第一には、「自分の再チェック」をしてみること。ストレスに弱い人とそうでない人には、基本的に性格や生き方に違いがあります。もう一度自分を見直してみることが第一のカギであろう。よく知っているようでわかっていないのが「自分」でしょう。自分を知ることがなにより重要といえます。ときには自分が今本当に求めているものが何であるか、分析してみましょう。
【第二のルール】――第二は、「仲間」について。運というのは自分ひとりでつかんでいくには限界があります。それをさらに広げてくれる人物が必ずどこかに存在します。よい仲間を作っていくことで、不可能を可能にしたり、予想以上の逆転力を強化することができます。アメリカのジャーナリスト、ジョン・ガンサーは、『成功の条件』の中で、このような力をスパイダー効果(くもの巣効果)と呼んでいます。まるでくもの巣を張り巡らすように、常に新しい感覚で人間関係の幅を広げていくことが重要なのです。
【第三のルール】――第三は、自分の「運のリズム」を知ること。人間の一生には、マイナス運もあれば、プラスの運もあります。なにをやっても思うようにならないと嘆く人の多くは、人生の上昇運、プラスのリズムがやってきているのに、それを逃していることが多いのです。上昇のリズムのときに何もしないで、下降するリズム、人生の下降運のときにムキになってしまうために失敗していることも多いのです。こういうことを防ぐためにも、この自分の運のリズムを知ることが重要です。それには、何よりも昔からの占いの知恵が役立ってくれるでしょう。
【第四のルール】――第四は、何をやっても思うようにならないとき、「発想を変える」工夫をすること。常識的な発想では、思うようにならないことが多いでしょう。そこで、日常生活ではめったに考えない、反常識的な発想を実行してみること。どん底の状態の中から、あるとき突然上昇運をつかみ、想像もつかない不思議な力を示す人たちがいます。逆転運を引き出す潜在的なパワーを発見する知恵を知ることも重要でしょう。
日々、そのようなことに気をつけることで、ずいぶんとストレスが軽減したり、運を変えるきっかけとなるでしょう。