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■　ハート出版の健康書　■

猛毒酸性腐敗便が突然死を招く

あなたもアブナイ
脳・心臓をストップさせる異常腸内便の正体

横田貴史　著　1993.10.07　発行　　

ISBN 4-89295-026-2 C2077　四六並製・208頁・定価 1282円（本体 1165円）

　現在未だほとんど明らかとされていない��現代病�≠ﾌ根本原因を研究した結果、たどり着いたその結論は、「酸性腐敗便」というものである。
　もちろんこれは、初めて聞く言葉のはずだ。詳しい内容は本文でじっくりと述べるが、それにしても「糞便」が病気の根本原因だったとは、意外な印象を抱かれるかも知れない。
　食物は、口の中で噛むことに始まり、各消化液中に含まれる色々な消化酵素によって順次分解され、吸収可能な栄養素となり、生命・健康を維持・増進する根源となっている。
　しかし、時に何らかの原因により、消化が十分にできない場合には腐敗という現象が起きる。その際に生ずる物質がもし、猛毒な物質であったなら、これは生命・健康にとって重大な影響を及ぼすことは想像に難くない。つまり、食べたものが、いつも健康にプラスとなる栄養に変わるとは限らないということである。
　この生命を維持するメカニズムの中心にある��消化�≠ﾆ、ほとんど１８０度正反対の化学変化である��腐敗�≠ﾉ起因して生ずる諸現象の実体を知ると、��エーッ！こんなものがこんなに恐ろしく、生命・健康を奪う原因だったのか！�≠ﾆ、驚かれることだろう。それと共に、��果たして、それは本当のことだろうか？�≠ﾆ、疑念を抱かれると思う。
　私が本著で述べることは、すでに 数年前から、父が、学会、講演や著書などで発表してきたことである（もちろん、新しい情報も盛り込んではあるが、理論の根幹は変わってはいない）。残念なことに、これは、未だ広く認められたものとはなっていないのだが、本著を読み終えられた際には、「なるほど！それ以外には考えられないよナァ」と、必ずや理解・納得して頂けるだろう。そう思っていただけるだけの十分な根拠も本著には示した。
　健康の根源は、他ならぬあなたのお腹の中にある。循環器系疾患死も、また、ガンや各種慢性病・成人病なども、��酸性腐敗便�≠ｪ根本原因であることを、本著を通してご理解頂きたいと思っている。

■　第一章　このままでは高齢化社会はやって来ない

■　横田貴史（よこた　たかし）　■

昭和２３年東京生まれ。星薬料大学卒業。スクワレン研究の権威、横田良助博士を父に持ち、自身も大学在学中よりその研究に取り組む。学位論文「スクワレン共存下での酸素及び活性酸素の変異原性に及ぼす影響」で薬学博士を取得。著書に「素肌美をつくるスクワラン」「深海ザメの酸素効果が癌・現代病を治す」「猛毒酸性腐敗便が突然死を招く」、ふるさと文庫に「スクワランいきいき素肌美容法」「深海ザメの酸素効果が癌・現代病を治す」(ダイジェスト版)がある。