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■ 新装版 ■


精神病が消えていく

続・精神病は病気ではない


精神病が治ることへの第一歩は、忘れて暮らしてきた
大きな一つのことに気がつくこと、と著者は説く。


萩原玄明 著 1993.09.25 発行 新装版 2002.10.26 発行 

ISBN 4-89295-485-3 C0011 四六上製・208頁・定価 1430円(本体 1300円)

 

内容紹介
精神病が消えていく…精神病が治ることへの第一歩は、忘れて暮らしてきた大きな一つのことに気がつくこと(ハート出版)

 平成14年4月に、いつものこのハート出版から『精神病は病気ではない(平成4年5月初版)』の新装本を出版しましたところ、おかげさまで大変な反響をいただき、現在も日本全国から絶えることなく続々とご照会を頂戴しています。そうした皆さんからの反響を聞きながら、精神病とは一体何なのか、なぜ起きるのか、どうしたら治るのかといったことを、もっともっと皆さんに詳しくお話しして、困惑と悲しみの中で苦難の手探りを続けておいでのご家族に、明るい未来の存在を少しでも確信して頂きたいという思いが日増しに強くなりました。
 そこで、初版の『精神病は病気ではない』に続けて平成5年9月にやはり初版を出しました『精神病が消えて行く!』についても、今回、あらためて新装本を出版することといたしました。それがこの本です。これは『精神病は病気ではない』の続編とも姉妹版ともいえるものですので、初版の時と同様に二つを続けて読まれるもよし、また、気軽に手に取れる体裁にしましたこの『精神病が消えていく』から読み始めるのもよし、とにかくセットでお読みいただければ、それだけ問題の本質が掴みやすいかと思われます。
 初版からこの新装本の出版まで約10年たちましたが、その程度の僅かな年月の経過ですぐに中身が時代にそぐわなくなり加筆訂正しなければならなくなるようなものとは違います。ですから、内容はあえて初版のまま全く手を入れずにそのままにいたしました。
 そのために取り上げられている事柄などに少々年数が経っている場合があるかと思いますが、書かれている内容になんの影響もありませんのでどうぞお気になさらずにお読みくださいますように。
 私が説いております根源のものは、人間の『魂』のことです。従って頭脳で理論的に納得しようというつもりでお読みになりますと、いわゆる頭でわかって心でわかっていただけないという状態になり、結局精神病の本質がわからずじまいになってしまいます。
 しかし、わからないでは済ましておけない問題のはずです。わからなければ、治るという嬉しい結果を見せてもらえぬままいたずらに年月が流れていくということになります。  どうか、あまり理屈っぽい読み方をなさらず、つまり、肩肘張った高い所でりきんでいるご自分を引きずり下ろして、生まれたままの魂で素直に私の話に耳を傾けて下さい。
 科学だ、理論だ、金だ、地位だ、力だと追い求めて来た暮らしの中にこそ、精神病の原因がはっきりと存在することがよくわかりましたので、それでこう申し上げております。
 が、ここまで申し上げますと、「ああそれか。物ではなく心だという、今はやりの説法の類か」と、大変利発そうな結論をあっさり出して敬遠する人があります。しかし、そういう人はそれで結構なのです。ご家族の中の精神病をその人が治すご縁が今は無いだけです。いずれもっと自分自身が本当に苦しむことになり、そして、目に見えない世界では自分など全く無力であることをいやというほど知って、ようやく私がこう申していることの意味がおわかりになります。
 それからでよろしいのです。中途半端に理解した気になっても、魂はその働きをまるで示してくれませんし、全身全霊でわからなければ死者たちへの真の愛の応答など少しもできないからです。
 この本も、今本当に苦しみ抜いている方でないとおそらく理解はできないでしょう。読まれても私とのご縁は何故か不思議に結ばれないのです。ですから、決して無理に読むことをお勧めしたりはいたしません。
 こんなことも、私のここ数年の精神病への取組みの中で、さまざまなご家族とおつき合いさせていただいているうちに、体験的に掴んだ結論の中の一つです。

 毎年、元旦には日本全国で何百万人の人が初詣をします。そして「今年自分にとっていい年でありますように」とカミにお願いをします。
「よくお参りに来た。よしよし、いいことばかりの年にしてやろう」と、そうカミが思って下さるような気がしますが、しかし現実は、初詣にでかけた何百万人の人々の中に、交通事故や倒産などの憂き目に遭ったりする人がたくさん出現することは申すまでもありません。しかし、これはカミが助けて下さらなかったわけではないのです。
 カミは、もっと厳しいものです。人間が考えるはるか上の、高い高い所のものです。頼んだことを何でも優しく面倒見て下さるというような、そんな都合のいいものとは違います。カミは人間にむしろ苦しいつらい体験を下さるのです。そして「体験の中で本当のものを掴めよ」と、おっしゃるのです。
 これは、人生の中で本当に大きなものを得たことのある方なら、そこに至るまでの言うに言えない過酷な道程について自分でもよく覚えておいでのはずです。その過酷な道程こそがカミの大きな愛による体験でなくて何でしょうか。
 精神病という現象は、ほかのどんな病気に比べても、この世における最も厳しいカミの「教え」です。
「助けて下さい」とお祈りすれば、「そうか、では助けよう」とばかりにカミが治して下さるのではないかと思う、そんな所から一日も早く脱出して下さい。
 拝んで祈って、それで治る病気とは絶対に違います。
 一番大事なここに気づくことが、治るということへの確実な第一歩なのです。
 確かにつらい毎日です。が、頑張って下さい。
 精神病が治ったという夢のような結果を手にされた方々が、過去のある日に、目からウロコが落ちたように翻然と気がついたものを、あなたもこの本をキッカケにしてしっかり学んで下さい。


 

目 次

  1 精神病の根源にあるもの

     わが子の姿から親が学ぶ
 

 誕生以来、片時も目を離さずに育ててきたわが子に、これはただごとではないという異常を発見した時の親御さんの驚きは並大抵のものではありません。
 学校へ行くのを嫌がって部屋の中にとじこもったまま出てこない。夜眠れないといって、昼間ウトウトしている。理由を追及してみると、夜になると部屋の中に誰かが入って来るようでとても怖いと訴える。考えられないほど食べたり、そうかと思うと心配になるほど何も食べない。独り言をしきりにいう。一人で声を立てて笑う。ぶつぶつ何かに文句をいっている。耳元でいつも誰かの声がする。それも、お前なんか死んでしまえとか、何の値打ちもないとか、とにかく、いやなことばかりが聞こえてくる。言動の異常さについて親がちょっと注意をすると、今まで一度も見せたことのない実に恐ろしい顔をして怒り狂う。等々……
 とても列挙しきれませんが、こうした症状をまず一番最初に示すことが多いようです。……

     自分の偽善と欺瞞に気づかぬ大罪
     何も彼も捨てた時にこそ

  2 死者の意識のメカニズム

     迷っている死者とはどんな状態なのか
 

 成佛してない死者がこの世の者を頼って何かを訴えて来るその時に、どうやら事故・病気・生活上の不運といった「いやなこと」が起きてしまうらしいと、この関連については体験的に大抵の方が承知していらっしゃるようです。しかし、その次に必ず呟くのが「どうしてこんなひどいことをするんだろう。先祖なら子孫を守ってくれて当然ではないだろうか。子孫をこんなに苦しめることはないじゃないか」という言葉です。
 不思議なことに、精神病という形で或る家の夫婦に自分の苦しみをわかってもらおうとすると、死者は必ずその夫婦に衝撃を与えるのに最も効果的な子をターゲット(標的)にします。……

     代わって果たしてほしいことがある
     憑依を分析する

  3 いい加減な教えと習慣

     死後に後悔する間違った暮らし
 

 ここでテーマを、まず実際の事例によって考えてみることにいたしましょう。多少は宗教というものについてのお話も出てまいりますが、学問のようなものとはまるで無縁の私ですので難しい宗教論を並べる気など毛頭ありません。ただ、精神病という憑依現象が起きてしまう原因の中に、見過ごすことのできない元凶のようなものがいつもありますので、それをここで明らかにしておきたいと思います。
 この元凶を突き破らなければ精神病の解決は一歩も前へ進んで行かないと思えるほどの困った邪魔なものです。それは……

     正しい教え
     姑息な因習
     あれは構わぬそれはほっとけ
     勝手気ままな体裁づくり

  4 死者の表現を受けとめる

 

 それにしても、精神病の症状として見せる死者の「思いの表現」はどうしてこんなに激しくて一方的で、しかも陰鬱で苦しげなのでしょう。まわりの家族を陽気にさせるような明るい症状などただの一つだってありません。とにかく「どうしてこんな」と、親や家族につらい悲しい思いをさせるものばかりです。
 さっきまで静かに横になっていた人が、何がキッカケになったのか急にガバと起き上がります。表情が本人とは違っています。もうこうなると家族の手には負えません。何かに対して無性に腹が立つらしく大声で叫んだり物を投げたり破壊したりし始めます。わめきながら何かを必死に言っているのですが意味不明でよくわかりません。
 近所の手前もあるので必死に押さえつけるのですが、押さえつけているものがわが子のはずなのにわが子ではないということが親には感じ取れてしまいます。そうなると余計に「これは一体どういうことなのだ」とすっかり気持ちも動転してしまい、ワァワァ泣きながら相手の物凄い力と格闘することになります。……

     愚かしいほどに不自由な表現
     死者がする会話
     子孫の肉体を使う死者
     死者が教えて来ているもの
     先祖が導く

  5 霊視とは何か

     精一杯の伝達
 

 大事な夫や子供が自殺してしまった後になってから、やっと私とご縁が繋がる人があります。こんな結果が出てしまってからでなくては気がつかないものかもしれませんが、しかし、なぜもっと早くにと悔やまれてなりません。
 自分で死を選ぶときは、それを自分の意思で実行するように思えているのですが実はそうではないのです。私にも体験がありますが、あれは間違いなく死者の意識によるもので、まるで操られるように死へと運ばれてしまいます。……

     見えるだけでは霊視とは言わない
     霊視から供養へ

  6 供養で学ぶ「治る」道

     いつも供養のある暮らし
     一段一段導かれて
     見えるということの意義
     大事なものの取り違え
     御佛の法則を知る

 

 

著者紹介

■ 萩原玄明(はぎわら げんみょう) ■

 

昭和10年11月8日、東京都八王子市の菅谷不動尊教会の次男として誕生。現在は八王子市の宗教法人・長江寺住職。供養による死者の完全なる成仏と、世の人々の正しい生き方を説いて全国的な活動を展開中。

 主な著書に「死者たちからの映像通信」「御佛と死者と」 「精神病は病気ではない」 「死者は生きている」 「精神病が消えていく」 「死者からの教え」「あなたは死を自覚できない」 「これが霊視、予知、メッセージだ」 「あなたも自殺しますか?」「心を盗まれた子供たち」 等がある。

 

読者の声

 

おすすめの本

痴呆症、鬱病、ADHDに克つホスファチジルセリン

死者は生きている

精神病は病気ではない

あなたも自殺しますか?


これが霊視、予知、メッセージだ


人はなぜ生まれいかに生きるか

 

 


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