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いま南極・北極科学館に行って、
この本(南極犬物語)を買うと、
もれなくタロとジロのポストカードをプレゼント!


今、南極・北極科学館(東京都立川市)で、
「南極犬物語」好評発売中!
ご購入いただいた方全員、
南極のタロ・ジロのポストカード(下の写真)
がもらえます。


南極犬物語
無人の昭和基地で1958年の1年を生き抜いたカラフト犬タロ(向かって左)とジロ、 うしろは1959年3次隊が連れてきた若いトチ(1960年2月撮影)。

主な展示内容
・南極や北極のオーロラシアター
・昭和基地のリアルタイム映像
・隕石(月の石や火星の石を含む)
・岩石類、生物標本剥製
・隕石や岩石、生物標本の顕微鏡観察
・雪上車、昭和基地の個室模型、観測機器
・触れる南極の氷

国立極地研究所 南極・北極科学館



■ ハンカチ文庫 


南極犬物語


極寒の地に挑んだ日本の第一次南極観測隊には、
ソリ引きとして、カラフト犬たちも参加していた。
人と犬たちの、心ゆさぶる、ほんとうにあったお話です。


厚い氷にはばまれ、どうしても上陸できなくなった「宗谷」の隊員たちは
みんな、胸をいためながら、犬たちに別れをつげました。
それから1年――、

奇跡は起きたのです。


※ページ下には南極にまつわる「まめ知識」を多数収録

この作品は2006年7月当社より刊行されたものに
加筆、修正し、再編集したものです。


綾野まさる 著 くまおり純 画 2011.09.29 発行  

ISBN 978-4-89295-694-2 C8293 四六変形・168頁・定価:924円(本体880円)


 

内容紹介

南極犬物語

20世紀(1900年代)のはじめ、氷山のうかぶ、地球のいちばん南にある南極は、探検の舞台でした。

人類が足を踏み入れたことのないこの南極に、アムンゼン、スコット、そして日本の白瀬矗といった人たちが、きびしい自然とたたかいながら、探検を試みました。その後、世界の国々が力をあわせて、南極の秘密を調べようという動きがおこり、日本も南極観測の仕事に参加しました。

このとき、重い荷物などを運ぶために、ソリを引いて南極の氷原を走り、活躍したのがカラフト犬たちでした。
犬たちは、観測隊の人たちにかわいがられ、雪あらしがふきあれる氷の大地で、足のうらから血をしたたらせながら、ソリを引いて、いっしょうけんめいに働きました。きびしい自然のなかで、人間と犬は、ひとつになって、心をかよわせたのです。
そして、犬たちの助けがなければ、この南極観測の仕事は、なしえなかったといっていいでしょう。

ところが、この15頭の犬たちは、南極におきざりにされました。それも、クサリにつながれたまま……。

これにはいろいろな事情があったのですが、結局、生きたまま、犬たちを見捨てることになってしまったのです。

そのとき、日本中の人が驚き、悲しみ、そして、いきどおりの気持ちで胸をえぐられました。マイナス40度ちかくにもなる寒さ、食べものもない南極では、15頭の犬たちは、すぐにも死んでしまうと思ったからです。

それから1年――、なんと、奇跡はおきたのです。



南極犬物語 内容紹介動画

 

目 次


      三匹の子犬

      一万四千キロの旅 

      氷山が見えてきた 

      十九頭の勇者たち

      死ぬな、ベック

      まっ赤な足あと

      SOS! こちら宗谷

      さよならの名札

      ゆるしてくれ、犬たちよ

      二つの黒い点

      助けあった兄弟

      おわりに


 

南極犬ゾリ隊紹介

〔リキ〕…6才。35.5kg。毛は灰色。頭のいい犬で、犬ゾリの先導犬をつとめ、ボス的な風格があった。

〔テツ〕…6才。31.5kg。毛は灰色。カラフト犬らしくなく、寒がり屋さんだった。

〔アカ〕…5才。32.5kg。毛は灰色。ほかの犬たちより足が短かかったが、けんかが好きで、よくしかられた。

〔デリー〕…5才。30.5kg。毛は灰色。シェパードの血がまじり、わんぱくで、オオカミのような体つきをしていた。

〔風連のクマ〕…4才。33kg。毛は黒色。けんか好きで、よく血を流していたが、ソリ引きでは活やくした。

〔比布のクマ〕…4才半。38kg。毛は黒色。顔つきが勇ましく、誇り高かったが、人間ぎらいでなかなかなつかなかった。

〔紋別のクマ〕…3才。33kg。毛は黒色。体力があり、ほかの犬がつかれると、先導犬をつとめてよく働いた。

〔ジャック〕…3才。34kg。毛は白と黒のぶち。おとなしい性格で、まじめによくソリを引いた。

〔ポチ〕…2才半。35.5kg。毛は茶色。仲間のなかでいちばんよく食べて、くび輪ぬけの名人(!?)だった。

〔ゴロ〕…2才。43.5kg。毛は黒色。仲間のなかでいちばん体が大きく、力は強かった。でも性格はおとなしい。

〔アンコ〕…2才。34.5kg。毛は茶色。金色の目をしていて、とっても甘えんぼうで、だれからもかわいがられた。

〔クロ〕…3才半。36.5kg。毛は黒色。“オクゲのクロ”と呼ばれ、力は強くなかったが、いつもがんばってソリを引いた。

〔深川のモク〕…2才。36.5kg。毛は黒色。いちばん毛がふさふさした犬で、隊員の命令をよくきいた。

〔シロ〕…2才。31kg。毛は白色。おとなしく、先導犬として活やくし、立派な働きをした。

〔ぺス〕…4才。38.5kg。毛は茶色。おとなしすぎてあまり目立たなかったが、まじめにソリを引いた。

〔ベック〕…3才半。38kg。毛は茶色。頭がよく副先導犬をつとめたが、越冬中に体をこわし元気がなくなった。

〔タロ〕…1才。33.5kg。毛は黒色。性格はもさっとしているが、よく働く若者となった。

〔ジロ〕…1才。33.5kg。毛は黒茶色。苦労知らずの甘えっ子で、すこし落ちつきのない性格だった。

〔シロ子〕…1才。体重は不明。毛は白色。仲間たちのなかで、ただ一頭のメス。越冬中に、八匹の子犬を産んだ。

〔南極のタロとジロ〕

 

著者紹介

 綾野まさる(あやの まさる) 

 

 本名・綾野勝治。1944年、富山県生まれ。67年、日本コロムビア入社。5年間のサラリーマン生活後、フリーライターとして、特にいのちの尊厳に焦点をあてたノンフィクション分野で執筆。94年、第2回盲導犬サーブ記念文学賞受賞。
主な作品に 「帰ってきたジロー」 「約束のホームラン」 「ありがとう!介助犬ブルース」 「郵便犬ポチの一生」 「マザー・テレサ」 「奇跡の犬タマ公」 「ダイアナ物語」 「ほんとうのハチ公物語」 「泣いて笑ってオンリーユー」 「割りばしの詩が聞こえる」 「トラック一杯の涙」 「いのちのあさがお」 「えほん・いのちのあさがお」 「きんさんぎんさん百年の物語」 「介助犬武蔵と学校へ行こう!」 「ゴリラのボスになった力三さん」 「えほん・ほんとうのハチこうものがたり」 「えほん・かえってきたジロー」 「ほたる先生と「とべないホタルたち」」 「コウスケくんの青い空」 「いのちのひまわり」 「帰ってきたジローもうひとつの旅」 「いのちの作文」 「ほんとうの南極物語」 「おてんば娘はな子の七転び八起き」 「『神さまに質問』いのちってなんですか」 「12年目のお・か・あ・さ・ん」 「ミニえほん・ほんとうのハチこうものがたり」 「ハンカチ文庫・ほんとうのハチ公物語」 「赤いくつはいてた女の子」 「INORI−いのり」 「ハンカチ文庫・南極犬物語」 、「900回ありがとう」(ポプラ社)「ぼくらの阪神大震災〜あしたは元気!!」「君をわすれない」(小学館) 他多数。


画家・くまおり純(くまおり じゅん)

 

1988年京都出身。2010年よりフリーのイラストレーターとして活動中。

 

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