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「 対話形式でよくわかる こわくない催眠療法 」をアマゾンでご注文
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■ 催眠療法の本 ■


対話形式でよくわかる
こわくない催眠療法

ヒプノセラピーには無限の可能性がある



心の悩み、身体の悩み、今の自分を変えたい…

もう他に打つ手がないと
あきらめている人たちのための
心強いガイドブック


現役大学英語講師でもある異色の催眠療法士が
自身の療院で実際に行っているセッションを紙上再現!



藤野敬介 著 2012.01.27 発行  

ISBN 978-4-89295-697-3 C0011 A5並製・224頁・定価 2200円(本体 2000円)

 

催眠療法は、あなたの人生を変えるための最速、最良の方法です!
対話形式でよくわかる こわくない催眠療法

本当のあなたが住んでいる家、それは顕在意識の下のレベル、潜在意識と呼ばれるところにあります。
潜在意識は、とてつもないパワーを持っています。それはあなたを、なりたい自分にしてしまうだけの力を持っているのです。

金持ち/貧乏、健康/病気、肥満/痩身、幸福/絶望……すべての現実があなたの潜在意識から生まれてきます。本当の自分がいる場所であるからこそ、潜在意識は万能なのです。

この潜在意識の働きは、コンピューターのそれに驚くほどよく似ています。
あなたが生まれたとき、あなたの内部にある潜在意識というコンピューターには、OSにあたる基本的なプログラム以外には何も入れられていません。ですが、あなたはその後の人生を通じて、日々新しいソフトを取り入れ、あなた自身をプログラミングしていきます。

このコンピューター(潜在意識)は、あなたそのものなのです。
あなたという人は、あなたというコンピューターにインストールされた数々のソフト=プログラムそのものであって、消去されたり、上書きがなされない限り、そのソフト=プログラムはあなたが死ぬまでそこに残って、あなた自身に影響を与え続けます。

例えば、あなたの内部にあるコンピューターが、『喫煙』というプログラムを受け入れたとします。すると、あなたはそのプログラムに則って煙草を吸いはじめます。
次に、『肥満』というプログラムを受け入れたとします。すると、あなたはこのプログラムのとおりに太りはじめます。
あなたというコンピューターはプログラムを次々と加えていき、そのプログラムによってあなたがどのような人間になり、どのような人生を送ることになるのかが決まります。

催眠療法とは、この潜在意識に直接アクセスする技術です。
催眠療法は、潜在意識に直接働きかけることができるので、あらゆる心理療法の中で効果を最速で生み出せます。
催眠療法を使えば、潜在意識の中にある問題を引き起こすプログラムを消去して、正常に動作するプログラムを新しくインストールすることができます。
『肥満』というプログラムを消去し、『痩身』というプログラムをインストールすれば、何度もダイエットに失敗した人も、無理なく痩せることができます。

このように、あなたそのものである潜在意識に直接働きかける催眠療法は、「人生を変えたい!」と思っているあなたにとって、最速、最良の方法なのです。




著者のもとを訪れたクライアントさんの相談例

■ 心の悩み

・ひどく気分が落ち込む
・他人の目が気になる
・いつも不安を抱えている
・元気が出ない
・生きる気力がわかない
・マイナス思考を変えたい
・自分の存在意義がわからない
・過食(拒食)がやめられない
・興味や喜びの気持ちがわかない
・赤面する
・人前であがる
・緊張がひどい
・視線が怖い
・夜、ぐっすりと眠れない
・自死への強い願望がある
・人と向き合うのが怖い
・人と一緒に食事ができない
・人間関係での悩み(親子、パートナー、職場など)がある
・リストカットを繰り返してしまう
・性の悩みがある
・ストレスを感じている


■ 身体の悩み

・禁煙したい
・夫婦生活を充実させたい
・ダイエットしたい
・肩こりをどうにかしたい
・食欲がわかない
・アルコールをやめられない
・疲れやすい
・手足がこわばる
・腰が重い、痛い
・めまい、ふらつきがある
・手足のしびれがある
・身体がほてったり、寒気を感じる
・胸が急に苦しくなる
・動悸が続く
・吐き気を繰り返す
・異常に汗が出る
・呼吸が苦しい
・おねしょをしてしまう
・トイレが近い
・頭痛が続く
・吃音がある
・バストアップしたい
・乗り物酔いを緩和したい


■ その他の悩み

・学校の成績を上げたい
・短期間でTOEICの得点をアップさせたい
・不登校をどうにかしたい
・試験のための自信をつけたい
・失くしてしまった結婚指輪のありかを知りたい
・サッカーの試合で得点力を増したい
・ゴルフのスコアを伸ばしたい
・営業成績を伸ばしたい
・仕事の悩みを解決したい
・子育ての悩みを解決したい
・偏食を治したい
・自己催眠を学びたい
・出産の不安、痛みを軽減したい(マタニティ催眠)
・緩和ケア


 

はじめに――催眠療法はこわくない

この本は、これから催眠療法を受けてみようと考えている人のために書いたものです。
本編で詳しく説明しますが、人は誰でも催眠にかかることができます。催眠療法士の話す言葉を理解することができれば、その人は必ず深い催眠状態に入っていきます。
ですが、実際には催眠にかからない人もいます。誰にでもかかるはずの催眠に、かからない人がいる。これは一体どういうことなのでしょうか?
人が催眠にかかるのを妨げる最大の要因、それが恐怖心です。それは催眠に対する恐怖心かも知れませんし、療法士に対する恐怖心かも知れません。あるいは、催眠にかかることで、他人に自分の心の奥底を覗かれてしまうのではないかという恐れを抱いているのかも知れません。いずれにせよ、恐怖心を持っている人には、催眠は絶対にかかりません。
しかし、ほとんどの場合、こうした恐怖心は催眠と催眠療法に対する誤解から生み出されたものです。それらの誤解を解くことで、人は誰でも必ず催眠状態に入り、そこで必要な変化を得ることができるようになるのです。
本書の内容は、私が主宰する「催眠療院・銀枝庵」の通常セッションで初回時に行う、プレ・トーク(Pre-talk)という技法をベースとしたものです。これは三〇分ほどの時間をかけて、催眠と催眠療法の仕組みをじっくりと説明するというものです。これを受けたクライアントさんのほとんどが、催眠と催眠療法に対する誤解を解き、恐怖心をなくすことが可能となります。その結果、療法で必要とされる深さの催眠状態に、誰でもスムーズに入ることができるようになります。
実際のプレ・トークは、それ自体が精妙な催眠導入法となっており、催眠療法士がさまざまな心理的技法と話術を駆使して行うことで最大限の効果を引き出します。ですから、本書でお伝えすることができるのは、プレ・トークのほんの一部分でしかありません。ですが、それは逆にプレ・トークのエッセンスを抽出したものであるともいえます。
以下の各章を読んでいただくことで、「催眠療法に興味は持っているけれど、どうしてもあと一歩を踏み出せないでいる」という人でも、安心して療院に足を運んでいただけるようになればこれほど嬉しいことはありません。
そもそもプレ・トーク自体が、クライアントさんに催眠と催眠療法をわかりやすい形でご説明させていただくことを目的に作られたものですから、本書でも、催眠の世界や心理学、精神医学、脳生理学等で用いられる難解な専門用語をできる限り使わないで説明を試みました。そのため、大雑把になってしまった部分も数多く存在します。学術面から催眠と催眠療法のメカニズムをより詳しくお知りになりたい方は、専門書が多数出版されておりますので、そちらをご参照ください。
催眠療法は大きな可能性を持った素晴らしい療法です。ですが、残念なことに、現在、クライアントさんと療法士とを隔てる恐怖心や不安感や疑念といった壁は、私が考えている以上に高いものだと思います。その壁を少しでも低くして、クライアントさんが「催眠療法ってこわくないんだ」と思ってくださり、この素晴らしい療法をより身近に感じていただければ、この本を世に問う価値があるのではないかと思います。


催眠療院・銀枝庵 院長 催眠療法士 藤野 敬介
 

 

目 次



はじめに――催眠療法はこわくない


第一章 催眠療法の要――プレ・トーク

 どうしてプレ・トークが必要なのか?
 紙上で再現! プレ・トーク
  ◆「『顕在意識』と『潜在意識』と『無意識』
  ◆理性に基づいた思考のほとんどは誤っている?
  ◆意志の力は最初から続かないようにできている?
  ◆潜在意識はコンピューターのプログラム
  ◆感情のコントロールは潜在意識の役目
  ◆トラブルは潜在意識の『防御機能』の暴走が原因
  ◆潜在意識の扉の鍵を開けるのが催眠療法士の仕事
  ◆催眠療法士はプロのガイド
  ◆催眠中に相手の秘密を知ることはできない
  ◆催眠療法の成功率は『あなた次第』


第二章 催眠療法とはどのような療法なのか?

 プレ・トークが必須である理由
 まずは医師による診察、検査、診断を
 催眠療法にできること
  心の悩み
  身体の悩み
  その他の悩み
 催眠療法はなぜ効くのか?


第三章 催眠療法体験者による生の声

 実際に体験した人たちの話を聞いてみよう
 精神の悩み
  体験談1 症状:強迫性障害
  体験談2 症状:うつ病
  体験談3 症状:うつ病
  体験談4 症状:産後うつ
  体験談5 症状:低い自己肯定感と罪悪感、息苦しさ
  体験談6 症状:対人関係がうまく築けない
 病気、身体の悩み
  体験談7 症状:ハーブアレルギー
  体験談8 症状:過敏性腸症候群(IBS)
 スキルアップ、自己啓発
  体験談9 目的:ダイエット
  体験談10 目的:シュートの精度を上げたい
  体験談11 目的:英会話の上達
  体験談12 目的:禁煙


第四章 催眠療法士のひとりごと

 私が催眠療法士になったわけ
 前世療法について
 催眠療法はお高い?
 催眠療法は劇薬
 私がカウンセリングに時間をかけない理由
 ハードな催眠療法、ソフトな催眠療法
 教員の立場で考える「教育催眠」の可能性
 催眠療法先進国アメリカにおける病気へのアプローチ
  1.アルコール依存症
  2.うつ病
  3.がん等の難病
  4.マタニティ催眠


最後の砦――あとがきに代えて


 

「あとがき」より抜粋

私の催眠療法の師匠の言葉です。

催眠療法というのは、クライアントさんにとって最後の砦だ。駆け込み寺なんだよ。考えてごらん、例えばうつ病を患った人が、真っ先に催眠療法士のもとを訪れるなんてことがあるだろうか? そんなことはまずありえない。

その人はまず、お医者さんのもとを訪れる。普通は内科医だろう。そこで診察を受ける。その結果、身体には何の異常も発見されず、それでも症状があるということで、心療内科を受診することを勧められる。心療内科に行くと、うつ病と診断される。薬を処方されるが、いつまでたっても症状は改善しない。
すると、その人はカウンセリングや心理療法を受けるが、それでも何の変化も起きない。次は、民間療法だ。鍼、灸、整体、食事療法を取り入れる人もいるだろう。それでもどうにもならないと、いわゆるエネルギーワークや心霊治療なんかに走る人も出てくる。レイキやスピリチュアル・ヒーリングにすべてを託す人もいる。そして、これだけのことをやっても、どうしても治らないという人が、最後の最後にすがるのが催眠療法だ。

その人は時間も、お金も、そして希望ですらすり減らした状態で私たちのもとを訪れる。だからこそ、催眠療法士はできる限り短期間で、低料金で、確実に効果を出さなくてはならないのだ。

私は開業して以来、師匠のこの言葉を心に刻み込んでクライアントさんに向き合ってきました。本音を言うと、「もっと早い段階で訪ねてきてくれたら……」と思うことはしばしばあります。問題となる症状が出はじめた初期段階で催眠療法を施していれば、より短期間で効果を出すことができ、それだけクライアントさんへの負担を減らすことができるからです。
ですが、同時に私は、催眠療法が「最後の砦」であり「駆け込み寺」であることに誇りと自信を持っています。それだけの力が催眠療法にはあると信じているからです。
ただ、誤解して欲しくないのですが、催眠療法の力=催眠療法士の力ではありません。この本を通じて、私が読者であるあなたにお伝えしようとしてきたことは、あなたの内側にある真の力の存在です。現在、あなたを悩ましている様々な症状を引き起こした力があなたの内側にあるのと同様に、それを治すための力もあなたは必ず持っているということを知っていただきたいのです。
 

 

主要参考文献

池見酉次郎『催眠:心の平安への医学』日本放送出版協会、1967年
イゴール・レドチャウスキー『催眠誘導ハンドブック:基礎から高等テクニックまで』大谷
彰 訳、金剛出版、2009年
オハンロン・W・H・, M・マーチン『ミルトン・エリクソンの催眠療法入門:解決志向アプ
ローチ』宮田敬一 監訳、津川秀夫 訳、金剛出版、2001年
クラズナー・A・M・『クラズナー博士のあなたにもできるヒプノセラピー』小林加奈子 訳,
ヴォイス、1995年
斎藤稔正『催眠法の実際』創元社、1987年
ジョン・ヘイリー『アンコモンセラピー:ミルトン・エリクソンのひらいた世界』高石 昇 訳、
宮田敬一 監訳、二瓶社、2001年
苫米地英人『洗脳原論』春秋社、2000年
成瀬悟策『催眠』誠信書房、1960年
成瀬悟策『催眠の科学:誤解と偏見を解く』講談社、1997年
成瀬悟策『催眠面接法』誠信書房、1968年
萩原 優『医師が行う「ガンの催眠療法」CDブック』マキノ出版、2011年
林 貞年『催眠術のかけ方』現代書林、2003年
林 貞年『催眠術の極め方』現代書林、2008年
林 貞年『催眠術の極意』現代書林、2006年
武藤安隆『図解雑学 催眠』ナツメ社、2004年
武藤安隆『潜在意識に効く!催眠療法』ナツメ社、2006年
森 定一『森式医療催眠による自己コントロール法』たま出版、1998年

 

読者の声

 

著者紹介

■ 藤野 敬介(ふじの けいすけ) ■

 

催眠療法士。1970年東京都生まれ。催眠療院・銀枝庵(ぎんしあん) 院長。
カナダの大学を卒業後、日本の大学院に進学。博士課程修了後、防衛省・防衛大学校にて英語を指導。長い海外生活の経験から、呼吸法等を通じて英語の発声・発音を修得する「身体から学ぶ英語」を提唱。同時期に操体(法)の修行を開始。國學院大學へ移籍後、操体のエッセンスをベースとした英語の指導を開始。その頃、うつ病と摂食障害を抱える学生から相談を受けたことをきっかけに、心理学、精神医学を研究しはじめ、催眠療法を知る。数年に渡る催眠療法の研究・修行の末、大学において教育催眠の研究を、催眠療院・銀枝庵にて催眠療法の実践を開始。現在に至る。
TRANS催眠術師養成スクール上級技能課程修了
The Omni Hypnosis Training Center(米国)ヒプノセラピスト養成コース修了
The National Board of Hypnosis Education and Certification(米国)認定ヒプノティスト(The Board Certified Hypnotist)
日本教育催眠学会(JEHA)所属
人体科学会所属
國學院大學文学部准教授(文学博士)
東洋大学文学部非常勤講師
操体師
特定非営利活動法人教育改革2020理事

 

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